どうも、天津ユメトです!
「うちの子は忘れ物が多くて、注意しても直らない…」と悩んでいませんか?
そんな方に向けて、子供の忘れ物を減らすことができる方法をご用意しました。
この記事は以下のような人におすすめ!
- とにかく忘れ物をしないようになってほしい!
- 子供が自分で持ち物を用意ができるようになると助かるわ…
- いつも「忘れた」とばっかり言ってて…
本記事は、「何度も忘れ物をするお子さんをもつ保護者向け」に、どのようなことを知っていれば子供が持ち物を忘れずに用意して、きちんと持っていけるようになるのかを解説しています。
当記事でご紹介する方法を使えば、子供の忘れ物を防止することができるようになります。
それでは、どうぞ!
叱ったり怒ったりしても忘れ物は減らない

結論は、忘れ物をしない方法を一緒に考えて決め、実行させることです。
そして、決して「叱らない」「怒らない」ことです。
なぜなら、忘れ物をする子供に対して、叱ったり怒ったりしても何も変わらないからです。
当然ですが、子供は忘れ物をしたくてしているのではありません。
忘れ物をして落ち込んでいるところに、追い打ちをかけるように叱ってしまうと、子供がますます落胆してしまうでしょう。
「自分はなんで忘れ物をしてしまったのだろう?」と自己嫌悪に陥ったり、学習などの他のことに集中できなくなったりしてしまうことになりかねません。
また、忘れ物をしない理由が「自分が困るから」ではなく「怒鳴られるのが怖いから」へと変わり、自分が忘れ物をしたことをバレないように隠そうとします。
例えば、学校の授業において、家に算数のノートを忘れたのに、黙って他の教科のノートや自由帳にこっそり書くのは、その傾向が出てきているサインだと言えます。
また、忘れ物を何度もしているのに「自分で持ち物をちゃんと用意できているから大丈夫」「さっきまで持っていたのに急に失くなった」とウソをつくこともあります。
長期的に見て、忘れ物をした子供に対して強く叱ったことで改善された例はほとんどありません。
一時的に「怒られるのが怖いから持っていこう」と意識して忘れ物が減ることがありますが、しばらく経つと元に戻ってしまいます。
では、どうすれば忘れ物を防止することができるのでしょうか?
忘れ物を防止する方法10選

忘れ物をする原因が一つの場合もあれば、複数ある場合もあります。
何が効果的なのか試してみないと分かりませんが、保護者が一方的に押し付けるのではなく、子供と忘れ物を防止する方法を一緒に考えて、実行させることが大切です。
そこで、具体的な方法を10選紹介します。
連絡帳をきちんと見ながら、持ち物の用意をする
忘れ物が多い子供の特徴として、そもそも連絡帳をきちんと読みながら持ち物を準備していない傾向が見られます。
自分の記憶力を過信し、「連絡帳を読むのが面倒」という理由から、いい加減になってしまうようです。
人間は情報を記憶をすることもできますが、忘れてしまう生き物でもあります。
持ち物を把握した時点では、明確に頭に記憶していたとしてもも、時間が経っていくと少しずつ忘れてしまいます。
また、途中で他の情報と合わさって、記憶が混在してしまうこともあり得ます。
忘れ物を防ぐために、持ち物をメモをした連絡帳を必ず読むことが必要です。
連絡帳にマークをつける
連絡帳を見ながら一つずつ丁寧に確認していても、持ち物を見逃してしまう可能性があるでしょう。
そこで、連絡帳の文字を丸で囲むなどのマークを付けると、見逃すことなく確認作業ができるでしょう。
複数回確認する場合は、1回目の時は青鉛筆でチェック、2回目の時は赤鉛筆でチェックををするなど、色分けをすると視覚的に分かりやすくなります。
家に帰ったら、すぐに翌日の持ち物の用意をする
家に到着したばかりだと、学校で書いた連絡帳の内容や担任の先生から伝えられた言葉の記憶が比較的はっきり覚えていることが多いでしょう。
その記憶が消えないうちに、翌日の持ち物の準備をするのです。
もし買う必要のある物があれば、買いに行く時間が十分にあります。
しかし、寝る直前に気付いたら、お店が閉まっているため間に合いません。
時間にゆとりをもって持ち物の準備をするためには、早めに行動することが重要です。
保護者に明日の持ち物を伝えて、次の朝も声をかけてもらう
最終的には子供自身で持ち物の準備ができることが理想です。
しかし、うっかり忘れてしまうことがあるでしょう。
この“うっかり忘れ”を防ぐために、保護者に明日の持ち物を伝えて、「朝も声をかけてね」とお願いするのです。
家族みんなで忘れ物をしないように協力し、少しずつ声をかける回数を減らしていくことで自立を促すことができます。
玄関のところに持ち物を全部置いておく
せっかく持ち物の用意ができたのに、どこかに置きっぱなしにしておいたために、持っていくのを忘れてしまうこともあるでしょう。
それを防ぐために、持ち物をできだけ一つにまとめて、玄関のところに置いておくのです。
玄関のど真ん中に置いておく、明日履いていく靴のそばに置いておく、ドアノブにかけておくなど、置く場所も工夫できるでしょう。
持ち物を保護者と一緒に確認する
忘れ物が多いのであれば、保護者も一緒に持ち物の準備をしましょう。
子供一人で準備できるようになることが理想ですが、できない場合は見てあげることが必要です。
正直、年齢はほとんど関係ありません。
小学1年生でもほとんど忘れない子供もいれば、小学6年生になっても忘れ物が多い子供もいます。
最初は一緒に準備してあげて、次第に子供一人で準備をした後に保護者が確認をするなど、スモールステップで取り組んでほしいと思います。
目立つところに、持ち物を書いた紙を貼っておく
持ち物を連絡帳に書いてあったとしても、どうしても忘れてしまうこともあるでしょう。
朝のルーティンを考えて、玄関のドア、ランドセル、トイレなど「持ち物を書いた紙」を貼っておくのです。
例えば、年に1回行われる尿検査については、多くの家庭で「朝起きたら、すぐにおしっこを取る」と書いた紙をトイレのドアに貼り、検査キットも置いて準備しているようです。
子供自身に文字を書かせ、その場ですぐに紙を貼らせてください。
「忘れ物をしなかった日(持ち物をきちんと持って行けた日)」をカレンダーに書く
目標を持って取り組むことが重要です。
「忘れ物をしなかった日(持ち物をきちんと持って行けた日)」が何日続くことができたのか、カレンダーに書いたりシールを貼ったりして、成果を“見える化”するのです。
日数が伸びるほど、より高い目標を設定することができます。
また、忘れ物が多い曜日などの傾向に気付くことができるでしょう。
保護者が褒めるきっかけをつくることもできます。
寝る前と朝起きた時など、持ち物を複数回確認する
持ち物の確認が1回で忘れ物をしてしまうのなら、2回、3回…と増やしていきましょう。
やみくもに回数を増やせばいいわけではありませんが、1回目で気付かなかった持ち物の用意が2回目、3回目でやっと気付くことがあります。
また、連絡帳を見ながら一つずつ丁寧に確認作業をすることが大切です。
部屋や机の整理整頓をする
部屋や机が物で溢れて乱雑になっている状態では、何を持っていけばいいのか分からなくなってしまいます。
明日のために持ち物の用意をしようと思っても、必要な物が見つからずに探す羽目になります。
また、せっかく用意した物と部屋の床や机の上に放置された物が混じってしまい、出かける直前になって慌ててしまうことも考えられるでしょう。
まずは、部屋や机の整理整頓をして、どこに何がいくつ置いてあるのかを把握することが必要です。
整理の仕方については、以下の記事が参考になります。

まとめ
今回は、子供の忘れ物を防止する方法10選を紹介しました。
①連絡帳をきちんと見ながら、持ち物の用意をする
②連絡帳にマークをつける
③家に帰ったら、すぐに翌日の持ち物の用意をする
④保護者に明日の持ち物を伝えて、次の朝も声をかけてもらう
⑤玄関のところに持ち物を全部置いておく
⑥持ち物を保護者と一緒に確認する
⑦目立つところに、持ち物を書いた紙を貼っておく
⑧「忘れ物をしなかった日(持ち物をきちんと持って行けた日)」をカレンダーに書く
⑨寝る前と朝起きた時など、持ち物を複数回確認する
⑩部屋や机の整理整頓をする
紹介した方法は、どれも忘れ物をほとんどしない子供が実践しているものです。
言い換えれば、忘れ物を防止できるアイデアがたくさん詰まっています。
子供が持ち物をきちんと持って行った時は、思いっきり褒めてあげてください。
以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!