デスク周りを掃除・整理してキレイな状態にしたとしても、時間が経過するにつれて気が付けばものに溢れ、乱雑に置いたり、引き出しの中がいっぱいになってしまったりした経験があるのではないでしょうか?
その原因は、ものが増えた分だけ、ものを減らせていないことにあります。
「もったいない。」「高かったから。」「まだまだ使える。」「いつか使うだろう。」「誰かにあげようかと。」などの言葉に惑わされて捨てられず、ものが溜まる一方になってしまった結果なのです。
自分にとって本当に必要なものは何だろう?
この意識(問い)を常にもって生活する習慣を身に付け、「自分なりのミニマリスト」になることで、デスク周りをキレイに保つことが確実にできるようになります。
自分なりのミニマリストとは?
ミニマリストとは「必要最小限(ミニマル)の持ち物で、丁寧な暮らしを実践すること」「物を持たない暮らしをすること」です。
テレビで紹介されていたり、YouTubeで動画を上げてたりしているミニマリストの暮らしを見てみると、簡単にはマネができないほど、必要最小限のものでの生活を実践しています。
例えば、スーツケース1つに自分の荷物を全てまとめられるミニマリスト、布団やベッドがなく毎日寝袋で寝ているミニマリストなど、自分の生活を楽しんでいる姿が見られますが、実現するためには現在の生活を根本的に変えなければならないので、難易度が非常に高いです。
私が提案する「自分なりのミニマリスト」とは、限定的な範囲をミニマル化する人のことです。
職場全体あるいは部屋全体をミニマル化することはできないけれど、せめてデスク周りだけはミニマル化してみる。
整理したいスペースだけにフォーカスを合わせることで、誰でも「自分なりのミニマリスト」になれるのです。
デスク周りの必要最小限のもの
デスク周りの必要最小限のものについては、ライフスタイルによって、また職業によって違いがあるでしょう。
私の事例を紹介します。
①3色ボールペン、②黒のボールペン、③蛍光ペン(黄色)、④赤ペン、⑤修正テープ、⑥定規、⑦はさみ、⑧のり、⑨セロハンテープ、⑩ホッチキス、⑪ホッチキスの芯、⑫2穴パンチ、⑬2穴ファイル、⑭クリアファイル、⑮メモ帳、⑯付箋、⑰クリップ、⑱充電器、⑲USB-C – Lightningケーブル、⑳USB-C – USB-Cケーブル、㉑パソコン、㉒ファイルボックス、㉓電卓、㉔ティッシュボックス、㉕SDカードリーダー
の計25個になります。
実際に1週間に1度は必ず取り出す、使用頻度の高いものだけです。
整理することの負担にもならず、自分で楽にコントロールできる丁度いい個数が今のところ25個です。
整理されたデスク周りの状態を継続するポイントとしては、「①〜㉕以外のものを置かない・入れない」すなわち「必要最小限のものだけを置く」というルールを決めて、徹底して守ることです。
そして、状況によってルールを柔軟に変えます。
その場合は、どこに・何を・何個持っているのか把握することを大切にしています。
まとめ
必要最小限のものだけをデスクの上に置いたり、引き出しに入れたりすることで、かなりのスペースが空きます。
スペースが空いていると、物足りなさを感じて、ものを詰め込んでしまいたくなることがあるかもしれません。
最初は慣れませんが、徐々にスペースが空いていることの心地良さと、パッと見て何がどこにあるのか瞬時に把握できる効率の良さを実感できるはずです。
時間の経過とともに、自分のものの管理できる必要最小限の個数が分かってきます。
デスク周りが徐々に乱雑になってきてしまった時は、自分でものを管理・把握できる個数を超えたサインなので、注意が必要です。
素敵な「自分なりのミニマリスト」ライフを楽しんでください。