実は、デスク周りを簡単にキレイにする方法があります。
それは、整理するのではなく「捨てる」ことから始めるのです。
なぜなら、デスク周りが汚くなってしまう一番の原因は、自分の管理できるものの量をオーバーしているからです。
管理できるものの量に減らさなければなりません。
私は、整理術、断捨離、人生がときめく片づけの魔法などの本を読み、実践したことで自宅や職場のデスク周りを常にキレイな状態にキープすることができるようになりました。
この記事では、ものを捨てるだけで簡単にデスク周りがキレイになる方法を教えます。
この記事を読むと、整理が苦手な人でもデスク周りを片付けることができます。
結論は、デスク周りをキレイにするなら「ものを全部捨てる」ことです。
整理とは?
「整理」の意味を調べると「必要なものと不要なものを分け、不要なものを捨てること。無駄なもの、不要なものを処分すること。」などと示されています。
そもそも、デスク周りが散らかってしまう要因は、不要なものを持ち過ぎていることにあります。
自分で管理できるものの数量を見極めることが重要なのです。
そこで、私が提案する「カンタン整理術」について順を追って説明します。
カンタン整理術
ここで質問です。
デスク周りが最高にキレイな状態とは何でしょうか?
それは「買ってきたばかりの新品の状態」です。
つまり、
・誰も使っていない
・デスクの上に何も置いていない
・引き出しの中に何も入っていない
状態のことを言います。
まず、この状態にすることが「カンタン整理術」のスタートなのです。
きっと「ぜんぶ捨てるのは無理だな。もったいないな。」と考える方がいらっしゃるでしょう。
ですので、デスクにあるものを全部入れることができるサイズのダンボール箱を用意します。
ダンボール箱に中に全てものを入れて、「丸ごと捨てた状態」を擬似的につくるのです。
必要なものと不要なものを仕分ける
ダンボールの中は、もともとデスク周りにあったもので溢れていますが、とりあえずデスク周りは何もないスッキリした状態になっているでしょう。
ダンボールの中から一つずつものを取り出して、「必要なもの」と「不要なもの」を仕分けていきます。
必要なもの
「必要なもの」として判断する基準は「一週間以内に使ったもの」に限定しましょう。
一年以内ではなく、一ヶ月以内ではなく、一週間以内に使ったものです。
そして、自分で常にものを管理・整理できる数量に絞ることが重要です。
自分のスペックをオーバーした数量だと、再びデスク周りが汚くなってしまいます。
たとえ、デスクの上や引き出しの中のものが少なく感じたとしても、自分がどこに何がいくつあるのか正確に把握できる範囲に留めておきます。
「一週間以内に使わなかったもの」については、「不要なもの」として分類しましょう。
次に、不要なものを整理していきます。
不要なもの
「不要なもの」については、
・思い切って全てを捨てる
・小さなダンボールやビニール袋に一時的に入れておいて、ある程度の期間が過ぎたら捨てる
のどちらかを選択します。
一定の期間に一度も使わなかったものは、おそらく今後も二度と使う機会がないでしょう。
「捨てるのがもったいない。」「とっておけば、また使う機会があるかもしれない。」という気持ちが出てくるかもしれません。
ここで「やっぱり必要なものだ」と即時判断できたら、デスク周りに置きます。
判断に迷いが生じたら、不要なものとして捨てましょう。
ものを捨てることで、デスク周りがキレイになり、自分の気持ちもスッキリします。
ものを増やさないことを継続する
毎日、デスク周りを整理する習慣を身に付けることは大変かもしれません。
しかし、ものを増やさない、そしてデスクに上にものを置かない、引き出しの中に入れないようにするのは比較的にカンタンです。
どうしても、ものを増やしたいと思ったら、「デスク周りに常に置いておく必要があるのか?」「自分で管理できる数量なのか?」「一つ増やすとしたら、何か一つ減らせるものはないか?」などを自問自答する意識をもつことが必要です。
実はものが増やさないというのは、とても良いことなのです。
環境にやさしいですし、常にデスク周りを状態をキープすることができます。
そして、何よりものを探す時間が減少するなどメリットがあります。
まとめ
ものを捨てれば、誰でもカンタンにデスク周りをキレイにすることができます。
整理が苦手な人にもおすすめの方法です。
紹介したカンタン整理術の注意点は、油断をしていると再びデスク周りが汚くなってしまうことです。
・不要なものはデスク周りに置かない。
・ものを増やした分だけ、ものを減らす
このたった2つのルールを守ることで、あなたのデスク周りは美しい状態を常にキープすることができるでしょう。