仕事術

残業が多い人が、定時に帰る人に変身できる方法

天津ユメト / Yumeto Amatsu

周りの人に合わせて、ダラダラと残業してしまっている・・・。

定時を過ぎているのに仕事を振られてしまう。どうすればいいの?

ワークライフバランスが重要視されるようになり、定時退勤を推奨する職場が増えてきました。

しかし、定時になったらすぐに帰ることができる雰囲気の職場がある一方で、残業することが当たり前のようになって、なかなか帰りづらい職場があるのも事実です。

どうも、天津です。

この記事では、残業が多い人が、定時で帰る人に変身できる方法を載せています。

結論

「定時で帰ります!」と宣言すれば、定時で帰る人になれる。

言葉と習慣は大きなエネルギーをもっており、自分の望む姿へと成長できるとともに、周囲への影響を与えることもできます。

それでは、具体的に解説していきましょう。

「定時で帰ります!」の宣言は、自分と周囲に影響を与える

職場の雰囲気や周囲の人が気になって、なかなか定時で帰ることができない人や、定時を過ぎているにも関わらず仕事を振られて残業させられている人でも、定時に帰る方法があります。

それは、「定時で帰ります!」と宣言するのです。

独り言で「今日は定時に帰らないと・・・。」とつぶやいてもいいですし、周囲に「今日は定時に帰らなきゃいけなくてさ。」と伝えても構いません。

最初は宣言しても、なかなか思うように仕事が進まなくて定時に帰ることができないかもしれません。

しかし、自分の言ったことを守ろうとする「有限実行」の意識が強く働き、定時から逆算して仕事を進めるように行動が変わってきます。

また、周囲の人からも「今日は定時で帰らなきゃいけないんだろう?」「定時に間に合わないぞ。急いでやらないと。」「そろそろ定時だよ。」とプッシュしてもらえるようになると、仕事のスピードがさらに加速していきます。

次第に定時で帰れるようになる日が増えていけば、「あの人は定時で帰る人」だとイメージが定着して、定時後に仕事を振られることが少なくなっていきます。

定時で帰る=時間を守ること

そもそも、「定時」とは何でしょうか?

労働者の健康を守るために、労働基準法第32条という法律によって「労働時間の上限」が下記のように決められています。

①1日の労働時間は8時間まで

②1週間の労働時間は40時間まで

③上記の時間を超える労働が発生する場合は、労働者に対して追加の賃金(割増賃金)を支払わなければならない

会社などの雇用者はこの法律に基づき、就業規則というルールを決めて、例えば「8時〜17時(休憩時間の1時間を含む)」「9時〜18時(休憩時間の1時間を含む)」「8時15分〜16時45分(休憩時間の45分間を含む)」というように所定労働時間を設定しています。

いわゆる「定時」というのは、基本的に所定労働時間の終わりの時刻(終業時刻)のことで、「17時」「18時」「16時45分」を示しています。

すなわち、「定時で帰る」というのは、雇用者が決めたルールや時刻を労働者が守ることであり、社会人として当たり前のことを実行しているだけなのです。

本来は定時で帰ることに後ろめたさを感じる必要はないはずです。

しかし、どうして定時で帰ることに後ろめたさを感じてしまうのでしょうか?

それは、「所定労働時間の始まりの時刻(始業時刻)」に関しては恐ろしいほどシビアなのに、「所定労働時間の終わりの時刻(終業時刻)」に関しては非常にルーズであるというような、日本の独特な文化・慣習があるからです。

現在の日本では、働き方改革が推進されるとともに、多様な働き方を認められるようになりつつあります。

「ノー残業デー」を設定している職場も増えてきており、「定時で帰ります!」と宣言してもおかしいことではなく、むしろ推奨されるべきことなのです。

言葉は現実化する

実は「定時で帰ります!」と宣言することで、定時に帰ることができるようになることは、心理学的に根拠があるのです。

心理学には「自己成就予言(じこじょうじゅよげん)」という用語があり、たとえ根拠のない言葉(思い込み)であっても、自分がその言葉を信じて行動すれば、結果として実現する現象のこをいいます。

要するに、「定時で帰ります!」と言って思い込んで行動すれば、定時に帰ることができるようになるのです

どうしてこのような現象が起きるかというと、自分の言うことを自分の耳で聞くことによって、脳にそうなるように指令を送っているのと同じになるからです。

「定時で帰ります!」と宣言するとともに、「自分は定時で帰ることができる」と強く思い込んでください。

その思い込みが強ければ強いほど、自分の行動や他者に対する接し方も変わり、残業する日々から抜け出して、定時に帰りたいという願いが実現していくでしょう。

まとめ

今回は、残業が多い人が、定時で帰る人に変身できる方法を解説してきました。

ポイントは、『「定時で帰ります!」と宣言して、実行していくこと』です。

ただし、「定時で帰ります!」と宣言しているだけで、残業する日々からは抜け出せません。

所定労働時間内で自分の仕事を終わらせていることが前提になりますので、ご注意ください。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、次回の記事でお会いしましょう。

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天津シンギ
天津シンギ
当ブログの管理人
複数のコンビニ業界に5年近く販売の仕事に携わる。また、小中学校で教員として十数年間勤務する。2023年より本格的にブログを開始。 休職・復職の経験や教員としてのキャリアを生かして、「自分を大切にする、上手な生き方」に関する情報を発信しています。現在はYouTubeやXも含めて拡大中。
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