適応障害の症状とは？心身に現れる深刻なサイン
天津シンギ / Shingi Amatsu
YUMETO
パニック症（パニック障害）の治療法とは？治療法の種類を徹底解説
天津シンギ / Shingi Amatsu
パニック症（パニック障害）になってしまったら、どのような治療を受ける必要があるのかしら？
パニック症（パニック障害）とは、何の前触れもなく、パニック発作という突然の強い不安や恐怖が身体的・精神的症状として現れ、本人にとって非常に恐ろしい経験になる病気です。
この記事では、「パニック症（パニック障害）の治療法」を分かりやすく解説します。
多くの方が「このまま死んでしまうかもしれない」と思い込み、「また発作が起きたらどうしよう？」と悩んでしまうかもしれませんが、パニック症は治療が可能な病気であり、正しい知識と行動で回復への道を進むことができます。
パニック症の治療を考えている方は、ぜひこの記事を参考にして、治療法や回復のプロセスを理解し、実際に行動するためのヒントをつかんでください！
パニック症の治療法の種類
パニック症は、20～24歳頃に発症することが最も多いです。
小児期や45歳以降に発症することは、比較的まれです。
適切な治療を行えば、患者さんの約6割が1年以内に症状が落ち着く（寛解）とされています。
寛解にかかる期間は平均して約6ヶ月とされていますが、寛解後も約2割の人が再発することがあるため、長期的なケアが重要です。
パニック症の主な治療法は、主に以下の6つです。
パニック症の主な治療法
- 問診
- 休養
- 薬物療法
- 精神療法
- 行動療法
それぞれの治療法が異なる役割を果たし、組み合わせることで効果が高まります。
医師との対話から始まる「問診」
問診
医師や専門家が患者の状態を詳しく知るために行う聞き取りのことです。
問診は、治療を始める上で最も重要なステップであり、心や体にどのような問題が起きているのかを正確に把握するためのプロセスです。
例えば、「どんな症状がありますか？」「いつ頃から不調を感じていますか？」といった質問を通じて、患者の状態を詳しく理解し、適切な診断と治療方針が立てられます。
パニック症はレントゲンや血液検査、尿検査といった一般的な身体の検査では直接的に診断することはできず、目に見えないので、本人からの問診を中心に判断していかざるを得ません。
パニック症の診断は、DSM-5（アメリカ精神医学会の「精神障害の診断と統計マニュアル 第5版」）と呼ばれる米国精神医学会の診断基準に基づいて判断されることが一般的です。
強い恐怖または不快を感じるはっきりと他と区別される期間で、その時、以下の症状のうち4つ（またはそれ以上）が突然に発現し、10分以内にその頂点に達する。
- 動悸、心悸亢進、または心拍数の増加
- 発汗
- 身震いまたは震え
- 息切れ感または息苦しさ
- 窒息感
- 胸痛または胸部不快感
- 嘔気または腹部の不快感
- めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、または気が遠くなる感じ
- 現実感消失（現実でない感じ）、または離人症状（自分が自分でない感じ）
- コントロールを失うのではないか、または気が狂うのではないかという恐怖
- 死ぬのではないかという恐怖
- 異常感覚（感覚まひまたはうずき感）
- 冷感または熱感
①動悸、心悸亢進、または心拍数の増加
動悸、心悸亢進、または心拍数の増加とは、心臓がいつもより速く、強く、あるいは不規則に動く状態のことです。
例えば、急に胸がドキドキしたり、心臓が飛び出しそうな感覚を経験することがあります。
心拍数が増えると、息苦しさやめまいを伴うこともあり、「心臓が何か悪いのではないか？」と感じることもあります。
②発汗
発汗とは、体が汗をかくことを指し、突然の不安や恐怖を感じると、体が自動的にストレスに反応し、汗をかくことで体温を調整しよう働きのことです。
パニック発作による発汗は、日常的な運動や暑さによる汗とは異なり、急に大量の汗が出ることが特徴です。
例えば、手のひらがじっとり濡れる、額や背中に汗が噴き出すなど、状況にそぐわない発汗が見られます。
③身震いまたは震え
身震いまたは震えとは、体が自分の意思に反して小刻みに揺れたり、震えたりする状態を指します。
例えば、手や足が震えたり、寒くないのに体全体が震えるような感覚を経験することがあります。
④息切れ感または息苦しさ
息切れ感または息苦しさとは、呼吸がしづらくなり、十分な空気が吸えないように感じる状態のことです。
この状態は、突然襲ってくる激しい不安や恐怖によって、体が過呼吸（呼吸が浅く早くなること）になることで起こります。
例えば、「胸が詰まるように感じる」「息を吸っても酸素が足りない気がする」といった感覚を伴います。
⑤窒息感
窒息感とは、呼吸が詰まったように感じたり、空気が喉や胸を通らないように感じる状態のことです。
強い不安や恐怖が引き金となり、喉や胸の筋肉が緊張することで、息苦しさを感じやすくなるのです。
例えば、「喉が締め付けられているようだ」「胸が押しつぶされそう」といった感覚や、「息ができなくなるのではないか？」といった恐怖を伴うことがあります。
⑥胸痛または胸部不快感
胸痛または胸部不快感とは、胸のあたりに痛みや圧迫感、違和感を感じる状態のことです。
胸に重いものが乗っているような感じや、刺すような痛みを感じることがあります。
⑦嘔気または腹部の不快感
嘔気または腹部の不快感とは、吐き気や胃のムカムカ感、腹部の重い感じや違和感を指します。
多くの人が「胃が気持ち悪い」「吐きそう」と感じることがあります。
この症状は、強い不安や恐怖を感じたときに、体が緊急事態に備えて消化器系の働きを抑えることで起こります。
⑧めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、または気が遠くなる感じ
めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、または気が遠くなる感じとは、体のバランスが取れなくなったり、頭がフワフワするような感覚、意識がぼんやりするような状態のことを指します。
多くの人がこの症状を「倒れてしまうのではないか？」と感じます。
過呼吸によって血液中の二酸化炭素の量が減り、脳への血流が一時的に変化するため、頭が軽く感じたり、ふらつくような感覚が生じます。
⑨現実感消失（現実でない感じ）、または離人症状（自分が自分でない感じ）
現実感消失とは、周囲の世界がぼんやりしていたり、現実感がなく、夢の中にいるように感じる状態を指します。
一方、離人症状とは、自分が自分でないように感じたり、体から切り離されているように思える状態です。
例えば、突然「自分がここにいるのが不思議だ」「周りの景色が作り物みたいだ」と感じることがあります。
このような症状は、脳が過剰なストレスに反応して、一時的に現実から距離を置こうとする防御反応として起こります。
⑩コントロールを失うのではないか、または気が狂うのではないかという恐怖
コントロールを失うのではないか、または気が狂うのではないかという恐怖とは、自分の心や体が制御できなくなるのではないかという強い不安感を指します。
例えば、突然の強い不安や恐怖に圧倒され、「もう自分を保てない」「このままおかしくなってしまうのではないか」と感じることがあります。
脳が強いストレスを処理しきれず、恐怖を増幅してしまうことで起こります。
⑪死ぬのではないかという恐怖
死ぬのではないかという恐怖とは、パニック発作の最中に「このまま命を失うのではないか？」と感じる強烈な不安や恐怖のことを指します。
例えば、胸の痛みや息苦しさを感じると「心臓発作かもしれない」「呼吸が止まるのではないか？」と思い込むことがあります。
この感覚は非常にリアルで、本人にとっては命の危機を感じるほど強烈です。
⑫異常感覚（感覚まひまたはうずき感）
異常感覚（感覚まひまたはうずき感）とは、体の一部がしびれたり、ピリピリとうずくような感覚を指します。
多くの人が「手や足が麻痺したように感じる」「ピリピリとした刺激を感じる」と表現します。
過呼吸により血液中の酸素と二酸化炭素のバランスが乱れることで、神経が過敏になったり、感覚が異常になるのです。
⑬冷感または熱感
冷感または熱感とは、体が急に冷たく感じたり、逆に熱く感じたりする症状のことです。
体温が実際に変化しているわけではなく、ストレスに対する体の反応として現れます。
例えば、「体が急にゾクッと冷たくなったように感じる」「体が燃えるように熱くなった」といった感覚を体験することがあります。
心と体をリセットする「休養」
休養
体や心を休めて元気を取り戻すための時間のことです。例えば、疲れたときにゆっくり横になったり、好きなことをして気分をリフレッシュしたりするのが休養です。
パニック症は、心と体が過剰なストレスに反応してしまう病気のため、治療には心身をしっかりと休ませることが欠かせません。
休養のポイント
- ストレスを手放す時間を作る
- 規則正しい生活習慣
- 適度な運動を心がける
- 小さな習慣から始める
- カフェインやアルコールを控える
①ストレスを手放す時間を作る
パニック症では、心が常に緊張状態にあり、わずかな刺激にも過剰に反応してしまうので、ストレスを手放す時間を意識的に設けることが大切です。
例えば、腹式呼吸（息をゆっくり吸い込み、お腹を膨らませるように呼吸し、次にゆっくり吐き出す呼吸法）をすることで、副交感神経を活性化させ、心拍数を下げる効果があります。
また、静かな音楽を聴いたり、自然の中で過ごすのも良い方法です。
さらに、常に情報に触れている状態は、脳を過剰に刺激し、不安を増幅させる原因となるので、スマートフォンやSNSなどの情報機器から距離を置き、画面を見ない時間を作りましょう。
②規則正しい生活習慣
生活リズムの乱れは、パニック症状を悪化させる大きな要因です。
毎日同じ時間に起き、同じ時間に寝ることで、体内時計が整い、自律神経のバランスが改善されます。
特に、良質の睡眠を取ることが重要なので、寝室の環境を整え、寝る前にはブルーライトを避けるなど工夫をしたり、寝る前にリラックスできるルーティンを取り入れたりしていきましょう。
③適度な運動を心がける
パニック症では、心身に蓄積した緊張をほぐすために、ストレスを緩和するエンドルフィン（幸せホルモン）を分泌させる適度な運動に効果があります。
ウォーキングは、自然を感じながらゆっくりと歩くことで、心が落ち着く効果があります。
もし外に出るのが難しい場合は、室内でのストレッチや軽い体操でも十分です。
※無理に激しい運動をする必要はありません。
④小さな習慣から始める
パニック症状に対処する際には、無理に大きな変化を求めるのではなく、小さな習慣から始めることが大切です。
例えば、「朝起きたら窓を開けて深呼吸をする」「1日1つ、感謝できることを日記に書く」など、手軽に実行できることを取り入れてみましょう。
パニック症は、「完璧を目指そう」とすることでかえって症状が悪化することがあるので、小さな習慣を続けることで少しずつ心が安定していきます。
⑤カフェインやアルコールを控える
カフェインやアルコールは、パニック症の症状を悪化させる可能性があるため、できる限り控えることをおすすめします。
カフェインは、心拍数を上げ、神経を興奮させる作用があるので、デカフェ（カフェイン抜き）の飲み物に切り替えてみてください。
また、アルコールは睡眠の質を低下させたり、翌日の不安感を増幅させたりする可能性があるので、お酒を飲む習慣がある場合は、量を減らすか、ノンアルコール飲料に切り替えることを検討してましょう。
主治医から処方してもらう「薬物療法」
薬物療法
病気や症状を治したり、楽にしたりするために薬を使う治療のことです。薬には、体の中での働きを助けたり、悪い影響を抑えたりする効果があります。
パニック症は、突然の強い不安や恐怖、そして心身の症状に悩まされる病気なので、薬物療法によって症状を迅速に緩和する効果があります。
［ご注意］うつ病に効くお薬は患者さんによって異なるので、主治医の指示どおりに用量・用法を守って、正しく服用してください。
抗うつ薬の種類
- SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）
- ベンゾジアゼピン系の抗不安薬
①SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）
SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）とは、脳内のセロトニンという神経伝達物質の働きを整える役割を持つ抗うつ薬のことです。
セロトニンは気分や不安をコントロールする重要な物質なので、この薬によってセロトニンが脳の中で減りすぎないようにして、心のバランスを保つよう助けます。
SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）は、脳内でセロトニンが再吸収されるのを抑えることで、セロトニンの量を増やし、気分を安定させたり、不安感を和らげたりする効果を発揮します。
②ベンゾジアゼピン系の抗不安薬
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬は、発作や不安を素早く和らげる効果があります。
この薬は、脳内の神経伝達物質であるGABA（ガンマアミノ酪酸）の働きを強めることで、神経の興奮を抑え、不安や緊張を緩和します。
GABAは、脳をリラックスさせる「ブレーキ役」のような役割を果たす物質であり、この薬はその働きを助けることで、心身を落ち着かせます。
よくある質問
FAQ
- 薬物療法にはどのような効果がありますか？
-
パニック症では、突然の激しい不安や恐怖、息苦しさ、心臓がドキドキするような症状が現れますが、薬を使うことでこれらの症状を和らげ、生活を楽にすることができます。薬物療法を続けることで、「急に発作が起きたらどうしよう」という不安も減り、生活が少しずつ落ち着いていく人が多いです。
Q
- 薬を飲んで副作用が出ることがありますか？
-
薬を飲むと、副作用が出ることがありますが、それは人によって異なります。例えば、吐き気や頭痛、眠気、口の中の乾きの症状が出ることがあります。ただし、症状が強くてつらい場合や、副作用が長く続く場合は、お医者さんに相談してください。
Q
- 薬を飲んだら、すぐに効果が出ますか？
-
パニック症の治療に使われる薬は、すぐに効果が現れるものと、時間をかけて少しずつ効いてくるものがあります。例えば、抗不安薬と呼ばれる薬は、飲んでから30分から1時間ほどで不安やパニックの症状を和らげる効果があります。一方、SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）の抗うつ薬は、効果を実感するまでには1～2週間、しっかりと効き始めるまでには4～6週間ほどかかることが一般的です。
Q
- 薬に依存性はありますか？
-
パニック症（パニック障害）の治療に使われる薬には、種類によって依存性があるものとないものがあります。例えば、抗不安薬は、不安やパニックの症状をすぐに和らげる効果があるため、急な発作や強い不安を感じたときに役立ちますが、長期間使い続けると、体が薬に慣れてしまい、だんだん効きにくくなることがあります。その結果、薬をやめたときに不安や症状が強く戻ってしまうことがあるため、依存性が生じやすいと言われています。一方で、SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）の抗うつ薬は、長期間使用しても依存性を心配する必要がなく、徐々に量を減らすことで安全にやめることができます。
Q
心を整える「精神療法」
精神療法
話をすることで心の悩みや不安を解決する治療の方法です。お医者さんやカウンセラーと一緒に、自分の気持ちや考え方を整理し、問題を乗り越える手助けをしてもらいます。
精神療法によって、不安を引き起こす考え方や行動を見直し、恐怖をコントロールする力を育てるのに役立ちます。
精神療法の種類
- カウンセリング
- 認知行動療法（CBT)
①カウンセリング
カンセリングとは、専門のカウンセラーが話をじっくり聞きながら、不安や悩みを整理し、心の状態を少しずつ楽にしていくための支援です。
パニック症（パニック障害）では、発作への恐怖や生活の困難さをカウンセラーと一緒に乗り越えるための方法を探します。
カウンセリングの目的は、症状を和らげるだけでなく、自分の不安と向き合い、コントロールできる力をつけることです。
話すことで気持ちが軽くなり、日常生活で「怖くない」と感じられる瞬間が増えていきます。
②認知行動療法（CBT)
認知行動療法（CBT）とは、パニック症の原因となる「考え方」と「行動」を見直し、不安をコントロールできるようにする治療法です。
この療法では、発作の引き金となる思考のクセや行動パターンを探し、それを少しずつ変えていきます。
例えば、発作の最中に「息が苦しい、死んでしまうかもしれない」と考える人は多いですが、認知行動療法（CBT）では「息が苦しくても命に関わることはない」と事実に基づいた考え方に変える練習をします。
また、怖い状況を少しずつ体験して慣れていく練習する曝露療法（エクスポージャー）を行うこともあります。
不安や恐怖に慣らす「暴露療法」
パニック症では暴露療法（エクスポージャー）という行動療法を行うことがあります。
暴露療法（エクスポージャー）
不安や恐怖を引き起こす状況や感覚に少しずつ慣れていくことで、怖さを和らげる治療法です。
暴露療法（エクスポージャー）では、あえて恐怖を感じる場面に向き合うことで、「大丈夫だ」という体験を積み重ね、不安を減らしていきます。
例えば、「電車に乗ると発作が起きるのでは？」と恐れている人の場合、まずは駅に行く練習から始めます。
そして、少しずつ駅に行く、ホームに立つ、電車で１駅乗るというように段階的に進めていき、「安全だ」という実感を体に覚えさせるのです。
暴露療法（エクスポージャー）の効果
- 不安や恐怖の軽減
- 自信の回復
- 悪循環の断ち切り
①不安や恐怖の軽減
恐怖の対象や状況に繰り返し向き合うことで、心と体が「ここは安全だ」と認識するようになり、過剰な恐怖反応が減っていきます。
このプロセスを「脱感作（だつかんさ）」と呼びます。
不安が和らぐにつれ、恐怖の対象に対して冷静に対応できる力が身につきます。
例えば、「エレベーターに乗ると息苦しくなり、パニック発作が起きるのではないか？」と不安を感じていた人が、暴露療法を通じて徐々にエレベーターに乗る練習をすると、「実際には安全だった」と体感できるようになり、不安が減少します。
②自信の回復
暴露療法を進める中で、「できた」という成功体験が積み重なり、自信の回復に大きくつながります。
最初は怖かった状況でも、少しずつ向き合うことで「自分にも克服できる力がある」と感じられるようになります。
恐怖を乗り越えた経験は、他の不安な場面にも応用できる自信を与えてくれます。
例えば、電車が怖かった人が暴露療法で乗れるようになれば、次にバスや人混みなど他の状況でも「きっと大丈夫」と思えるようになります。
③悪循環の断ち切り
パニック症では、恐怖を避ける行動が症状を悪化させる悪循環を生み出します。
例えば、電車が怖くて乗らないと、その避けた行動が「やっぱり危険だったのかもしれない」と脳に思い込ませてしまいます。
暴露療法では、この悪循環を断ち切ります。
恐怖の状況に繰り返し安全に向き合うことで、「避けなくても大丈夫だった」という安心感を得ることができます。
この安心感は、不安や恐怖に対する新しい視点を提供し、「避けることで安心する」のではなく、「向き合うことで安心できる」ことを実感させてくれます。
まとめ
今回は、パニック症（パニック障害）の治療法について解説しました。
まとめ
パニック症の治療は、心と体の両方にアプローチすることが大切である。
治療法には、問診、休養、薬物療法、精神療法、暴露療法（エクスポージャー）などがある。
自分に合った治療を続けることで、不安やパニック発作を軽減し、自由な生活を取り戻せる。
パニック症の治療法を知ることで、発作や不安に対する過剰な恐怖が和らぎ、症状に振り回されることなく安心して生活できるようになります。
また、再発時の早期対応や予防に役立てることができます。
パニック症は適切な治療で良くなるので、自分に合った治療法を見つけて、一歩ずつ前に進んでいきましょう！
スポンサーリンク
ABOUT
【働き方改革リーダー】YUMETO Me（ユメトミ）とは、心の不安や悩み、身体の疲れを抱える皆様に向けて、今日よりも明日をラクに生活できる情報を発信するセルフメディアです。心の病で休職・復職をした体験と、教員として培った長年のノウハウをもとに「働くをラクにすること」を提案します。
