残業しない人になれる5つのコツ!働き方改革を進めよう
どうも、天津です!
自分の仕事が終わっているのに「周囲が残業しているため、自分も残らなければならないと感じる」「仕事が終わっても何かしていないと不安」とお悩みではないでしょうか?
この記事では、「残業しない人になれる5つのコツ」を解説します。
この記事は次のような人におすすめ!
- 定時で帰ると、やる気がないと思われるのではないかと心配
- 仕事の終わりが見えず、ダラダラと続けてしまう
- 仕事が終わっているのか不安で確認作業を繰り返す
- 残業が習慣になってしまい、定時に帰ることに違和感を感じる
- 明日の仕事の準備をしようとして長引いてしまう
今回紹介する残業しない人になれる5つのコツは、早く帰ることができてプライベートと仕事のバランスが取れるようになる方法です。
残業せずに定時で帰ることができるようになるので、ぜひ最後までお読みください!
それでは、どうぞ!
残業とは
そもそも「残業」とは何でしょうか?
残業とは、通常の労働時間を超えて働くこと(時間外労働)を言います。
日本では労働基準法により、労働時間は原則として1日8時間、週40時間と定められており、これを超える労働が残業となります。
つまり、1日8時間以上働くことは例外であり、残業が当たり前であってはならないのです。
日本では長時間労働が問題となっていて、労働者が過労死するケースや、精神的・身体的な健康被害が報道されています。
残業するメリットが書かれた本が存在しない
書店やオンラインでは様々なビジネス書を販売されていますが、残業のメリットが書かれた本を見つけることができません。
残業を推奨するのではなく、「定時で帰りましょう」「長時間労働はやめましょう」とデメリットばかり書かれています。
- 身体的健康リスク:長時間労働は心臓病、高血圧、肥満、糖尿病などのリスクを増加させます
- 精神的健康リスク:残業が続くと、ストレスや不安、うつ病のリスクが高まります
- 疲労による効率低下:集中力が低下してミスが増え、結果として効率が悪くなり、残業しても成果が上がりません
- クリエイティビティの減少:過労は創造性を減少させ、新しいアイデアや解決策を見つける能力を低下させます
- 家庭生活への影響:残業が増えると、家族との時間が減少し、家庭内の関係が悪化することがあります
- 個人の時間の減少:自己啓発や趣味、リラクゼーションの時間が減少し、個人の生活の充実感が失われます
- スキルアップの機会の減少:長時間働くことで、自己研鑽や新しいスキルを習得する時間が取れなくなります
- 離職率の増加:長時間労働が原因で従業員が退職するリスクが高まります
- 訴訟リスク:働者が過労や不当な長時間労働に対して訴訟を起こすリスクがあります
- 過労死・過労自殺:長時間労働は過労死や過労自殺の原因となることがあります
- 社会的コストの増加:過労による健康問題や精神疾患は、医療費の増加や社会保障費の増加を招きます
このような、残業のデメリットを回避するためには、適切な労働時間管理や効率的な働き方の推進が不可欠です。
「残業=美徳」と評価される時代があった!?
昔の日本では長時間労働(残業)が美徳とされる傾向が強くありました。
これは戦後の高度経済成長期やその後のバブル経済期における働き方や企業文化に根ざしています。
以下に、なぜそのような考え方が広まったのか、その背景と要因を詳しく説明します。
昔の日本の働き方
第二次世界大戦後、日本は経済復興のために全力を挙げる必要がありました。
1950年代から1970年代にかけての高度経済成長期、日本企業は国際競争力を高めるために、生産性の向上と大量生産を追求しました。
終身雇用や年功序列といった企業文化の中で、労働者は会社への忠誠心を示すために長時間働くことが期待されました。
また、日本には集団主義や協調性が重視される傾向があり、同僚や上司が働いている間に自分だけが先に帰ることは、「協調性がない」と見なされることが多かったです。
さらに、長時間働くことが社会的な成功や個人の勤勉さを示す象徴と見なされ、労働時間が評価の一部となり、昇進や昇給の条件と見なされることがありました。
そのため、労働者は長時間働くことで「残業=美徳・頑張り・真面目」と評価され、企業の成長に貢献した時代がありました。
今の日本の働き方
1990年代初頭のバブル崩壊後、経済が停滞し、長時間労働の弊害が目立つようになりました。
これにより、長時間労働の見直しが進みました。
2000年代以降、政府や企業が働き方改革を推進し、長時間労働を減らす取り組みが進められました。
2018年に働き方改革関連法が施行され、多様な働き方の実現と長時間労働の是正を目的とした動きが出てきています。
令和の現在では「残業=悪徳」の舵を切っており、過度な残業がもたらす悪影響やデメリットが多いため、一般的に残業は避けるべきものとされています。
しかしながら、いまだに「残業=美徳」の名残がある職場が存在しているのは否定できません。
残業しない人になれる5つのコツ
「残業=美徳」の名残がある職場から脱出するためには、自分が「残業しない人」に変わるしかありません。
その具体的な方法を5つ紹介したいと思います。
1.「定時で帰ります」と宣言する
自分の意志をはっきりと示すことです。
毎日のように残業をしていると、周りもそれが当たり前だと思ってしまいます。
そこで、「定時で帰ります」と宣言することが大切です。
これは、自分自身に対する宣言でもあり、周囲に対する宣言でもあります。
宣言すると言っても、大声で周囲に知らせるわけではありません。
恥ずかしくないなら止めませんけど…。
例えば、出勤してすぐに「今日は急いで帰らないと」とつぶやいたり、朝のミーティングで「今日は定時で帰ります」と一言加えるだけで効果的です。
宣言することで、自分の意識が変わり、定時で帰ることが目標となります。
また、周りの人もあなたが定時で帰ることを知っているので、無駄な仕事を頼まれにくくなります。
おそらく、定時近くになったら「そろそろ帰る時間じゃないの!?」「今日は急いで帰るんでしょ!?」と誰かに声をかけてくれるかもしれません。
2.定時前にデスクの整理をする
定時前にデスクの整理を始めることを習慣にしましょう。
定時前に整理をすることで、仕事の区切りをつけやすくなり、スムーズに退勤できるようになります。
できれば、ウェットティッシュでデスクの上をキレイに掃除すると良いでしょう。
「定時で帰ります」と宣言すると同じように、周囲に「帰る支度を始めている」と行動で伝えることができます。
机の整理は5〜10分程度で済むので、ぜひ実践してみてください。
3.周囲の空気を読まない
日本の職場では、周囲の空気を読むことが大切だと言われますが、残業をしないためには、時にはその空気を読まないことが必要です。
周りの人が残業をしているからといって、自分もそれに合わせる必要はありません。
自分の仕事が終わっているなら、自信を持って帰りましょう。
空気を読まないというとネガティブに聞こえるかもしれませんが、これは自己管理の一部です。
自分の時間を大切にし、効率的に働くことが重要です。
周りが残業していることに引きずられず、自分のペースを守りましょう。
4.仕事が無限にあると認識する
仕事は無限であり、終わりがないものと考えましょう。
どれだけ頑張っても、新しい仕事は常にやってきます。
ですので、すべての仕事を完璧に終わらせることは不可能です。
この考え方を持つことで、無理に残業をしなくても良いと自分に言い聞かせることができます。
完璧主義を捨て、重要な仕事を優先し、そうでないものは後回しにするか、他の人に任せることも必要です。
無限にある仕事を適切に管理することで、効率的に働くことができます。
5.定時後の予定を立てる
定時後の予定を立てることが非常に有効です。
何か楽しみな予定があれば、自然と定時で帰りたくなります。
友人と食事に行く、ジムで運動する、趣味の時間を持つなど、仕事以外の時間を充実させることが大切です。
定時後の予定を立てることで、仕事の時間をきちんと区切ることができます。
また、リフレッシュすることで、次の日の仕事も効率的に行うことができます。
自分の時間を大切にし、充実した生活を送るために、定時後の予定をしっかりと計画しましょう。
まとめ
今回の記事では、「残業しない人になれる5つのコツ」について解説してきました。
記事の要点をまとめると、以下のとおりです。
- 残業するメリットはなく、デメリットはたくさんある
- 昔は「残業=美徳」だったが、今は「残業=悪徳」なっている
- 残業しない人になれる5つのコツを実行することで、定時で帰れるようになる
残業代を目的にしていない人であれば、誰でも残業しないで早く帰りたいものでしょう。
周囲の目が気になったり、仕事に対する強い責任感を感じたりして、自発的に残業をすることがあるかもしれません。
しかし、残業しない人になれる5つのコツを実践することで、効率的に働き、充実した生活を送ることができます。
自分の時間を大切にし、健康的な働き方を目指しましょう!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。