仕事でプレッシャーを感じる場合の対処法6選
どうも、天津です!
責任感を持って仕事をしているけれど、「プレッシャーを感じてつらい」とお悩みではないでしょうか?
この記事では、「仕事でプレッシャーを感じる場合の対処法」を解説します。
この記事は次のような人におすすめ!
- 周囲の期待に応えることが重荷になっている
- ストレスやプレッシャーから体調を崩してしまう
- 責任感から無理をしすぎて疲れ気味になっている
- 目標を達成できるかどうかの不安で頭がいっぱい
今回紹介する仕事でプレッシャーに感じる場合の対処法は、あなたの心を和らげる効果的な方法です。
自分の仕事に対するプレッシャーから解放できるので、ぜひ最後までお読みください!
それでは、どうぞ!
プレッシャー(重圧)とは
そもそも「プレッシャー(重圧)」とは何でしょうか?
仕事におけるプレッシャーとは、期待される成果を達成するために感じる精神的な緊張やストレスのことです。
このプレッシャーは、以下のような様々な要因から生じます
- 期限(デッドライン):限られた時間内にタスクやプロジェクトを完了させなければならないという圧力
- 高い期待:上司、顧客、または自分自身からの高いパフォーマンスや成果の期待。
- 多忙さ:同時に多くのタスクや責任を抱え、それらを管理することの難しさ
- 人間関係:職場の同僚や上司との関係や、その中でのコミュニケーションの問題
- 変化と不確実性:組織内の変化、職務の変更、経済的な不安定性など、外部環境の変動への適応
仕事に対して適度なプレッシャーを感じることは、新しいスキルを学び、自己を向上させる動機になります。
また、挑戦を乗り越えた時には自信がついて、生産性を高めることにつながります。
ところが、仕事に対する過度なプレッシャーがかかると、心身に症状が出て、健康問題を引き起こす可能性があるのです。
これらの悪影響を防ぐためには、プレッシャーを適切に管理し、ストレスを軽減するための対策を講じることが重要です。
そこで、仕事でプレッシャーに感じる場合の対処法6選を紹介します。
仕事でプレッシャーを感じる場合の対処法6選
1.プレッシャーを感じる要素を書き出す
プレッシャーを感じている要素が漠然としていると、ストレスが増大するばかりで対処の方法が見つかりません。
まず、自分が何に対してプレッシャーを感じているのかを理解するために、具体的に紙などに書き出してみましょう。
書き出すことで、責任を過剰に感じている部分や実力以上を発揮しようとしているところなど、自分自身でプレッシャーをつくり出していることに気付くでしょう。
また、周囲の期待や言動などに影響されていることが分かるかもしれません。
2.目標を分割してスモールステップで進める
大きな目標を掲げていると、その目標を達成するための道筋が非常に遠くに見えてしまい、途方もない努力をしなければならないというプレッシャーから、意欲が低迷してしまいます。
まずは、大きな目標を分割して、目の前に見える小さな目標を設定し、スモールステップで仕事を進めていくことをお勧めします。
その小さな目標を達成していくことの積み重ねで成功体験を味わい、少しずつプレッシャーが和らいでいくことでしょう。
3.他人を頼る
すべての仕事を一人だけで抱え込まず、チームのメンバーや上司に助けを求めることも大切です。
「分からないことは教えてもらう」「できないことは手伝ってもらう」という姿勢で取り組むことで、プレッシャーを緩和することができます。
責任感とは一人で何でも成し遂げることではありません。
会社は組織で動いていますから、他人に頼ることで仕事が成し遂げられるなら、協力体制で進めていきましょう。
それに他人を積極的に頼ることで、他人の期待に応えようとするプレッシャーからも解放されるでしょう。
4.自分への過度な期待を捨てる
「自分は完璧に成功させることができる」「どんなことがあっても絶対に失敗しない」など自分自身の言動によってプレッシャーをかけてしまっているようなら、そのような過度な期待は捨てましょう。
人間ですから「完璧」「絶対に失敗しない」はあり得ません。
目の前にある仕事を丁寧に取り組むことで、たとえ失敗やミスがあっても周囲がフォローしてくれます。
周囲の人たちと適切にコミュニケーションを図り、期待や要求を理解しながらバランスを取ることによって、仕事を着実に処理することができるでしょう。
5.思い切って休む
プレッシャーを感じてストレスフルの状態では、仕事のパフォーマンスが低くなっています。
そんな時は思い切って「有給休暇」を取得しましょう。
「仕事を休むなんて責任感が無いのでは?」と思うかもしれませんが、疲れているまま仕事を続けてしまえばミスをしてしまったり、仕事が遅くて周囲に迷惑をかけてしまったりすることがあります。
仕事への責任を果たすために、時には「休む」ことも必要なのです。
休日は仕事のことを忘れて、運動や趣味、友人と会うなど自分に合ったストレス解消法でリフレッシュしましょう。
6.話を聞いてもらう
「仕事に対してプレッシャーを感じています」と相談できる同僚や上司、友人、家族などに素直な気持ちを吐き出しましょう。
気持ちを吐き出すことで、自分の感情を整理し、何に対して不安やストレスを感じているのかを明確にすることができます。
これにより、問題の本質が見えてきます。
また、感情を言葉にすることで、心の中に溜まっていたストレスを軽減できます。
話すだけで気分が楽になることがありますよ。
これを心理学では「カタルシス効果」と呼びます。
【まとめ】仕事でプレッシャーを感じる場合の対処法6選
- プレッシャーを感じる要素を書き出す
- 目標を分割してスモールステップで進める
- 他人を頼る
- 自分への過度な期待を捨てる
- 思い切って休む
- 話を聞いてもらう
責任感を持つことを手放そう
上記の方法を試してもプレッシャーから解放されないようなら、「責任感」を持つことを手放しましょう。
責任感とは文字通り「感」であり、具体的には自分に課せられた義務や役割に対して、それを果たさなければならないという意識や思いのことです。
意識や思いが強く働くからこそプレッシャーを感じてしまうのであって、その感覚を薄れさせていくようにすれば良いのです。
- 周囲や自分の期待以上のことをしようとせずに、目の前の仕事に淡々と向き合う
- 仕事を他人に任せて信頼する
- しばらく休む
- カウンセリングを受ける
- 心療内科などの病院へ行く
仕事に対するプレッシャーが大きすぎるあまり、身体的・精神的な症状が長く続くと、私のようにパニック症やうつ病などの心の病を発症してしまうリスクがあります。
プレッシャーを克服することによって自分の成長へのつなげることができますが、耐えきった結果として心身が疲弊してしまっては元も子もありません。
責任感を持つのを手放すことは、「責任から逃れる」という意味ではありません。
仕事に対する責任があるからこそ、早急に対処することが求められるのです。
周囲に相談したり、しっかりと休息を取ったり、医療の専門家を頼ったりするなどして、自分の心身の健康を大切にしていきましょう。
まとめ
今回の記事では、「仕事でプレッシャーに感じる場合の対処法」について解説してきました。
記事の要点をまとめると、以下のとおりです。
- 適度なプレッシャーがあると良い面に作用することがあるが、過度なプレッシャーを持つと心身に悪影響が現れる
- プレッシャーを感じたのなら、適切に管理してストレスを緩和することが大切
- プレッシャーに押し潰されそうなら、自分の心身の健康を優先して行動する
責任感とは、自分の役割や任務を全うしようとする心構えのことであり、仕事を途中で投げ出すことなく最後までやり遂げる素晴らしい姿勢です。
しかし、責任感を持つことによって過度のプレッシャーがかかると、心身に悪影響を及ぼしてしまい、仕事だけでなくプライベートでも様々な問題が生じてしまいます。
自分を責めてしまったり、一人で抱え込んでしまったりせず、周囲の人の助けを借りながら、前向きに仕事に取り組んでいきましょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。