【自己評価】自分の労働がどれだけの価値を持っているか知りたい!
どうも、天津です!
自己評価を行うための方法は様々なものがあるけれど、結局「自己評価の仕方がわからない」とお悩みではないでしょうか?
この記事では、「自分の労働の価値を知る方法」を解説します。
この記事は次のような人におすすめ!
- 自分の仕事の価値に自信が持てない
- 自分に対して厳しい評価をしてしまう
- 自己成長の進捗を客観的に測る方法が知りたい
- 自己評価が低いためにモチベーションが続かない
今回紹介する自分の労働の価値を知る方法は、誰でもできるカンタンなやり方です。
自分の仕事に対する評価を客観的に知ることができるので、ぜひ最後までお読みください!
それでは、どうぞ!
自己評価とは
そもそも「自己評価」とは何でしょうか?
仕事における自己評価とは、自分の職務遂行能力や成果、行動について、自ら評価を行うプロセスを指します。
自己評価は、個人の自己認識を深め、職場でのパフォーマンスを向上させるための重要な手段になります。
- 職務遂行能力の評価
- 目標達成の評価
- 強みと弱みの認識
- 行動と態度の評価
定期的に自分の仕事を振り返ったり、同僚や上司からのフィードバックを参考にしたり、目標達成度を定量的に評価するためのシートを作成したりしても、結局のところ「自己評価」が最後まで分からなかったり、曖昧のままだったりします。
自分の仕事を時給換算する5つのステップ
自分の労働の価値を知るためには「給与明細」を見ることです。
給与は、雇用契約に基づいて従業員に対して支払われる報酬のことであり、自分の仕事の対価です。
その月額分の給与明細に基づいて、「時給」を計算していきます。
自分の給与を時給換算することにより、自分の労働時間1時間あたりの価値を具体的に理解できます。
これにより、自分の労働がどれだけの価値を持っているかを認識しやすくなります。
また、自分が効率的に働いているかどうかを評価しやすくなります。
時間を有効に使うための改善点を見つけやすくなり、効率性の向上を図ることができます。
他にもメリットがあります。
- 労働時間1時間あたりの価値
- 仕事の効率性
- 仕事の選択の基準
- ライフワークバランスの検討
- 給与交渉材料としての活用
- キャリアプランの材料
- 最低賃金法などの法的基準を満たしているかどうかの確認
計算手順は以下の通りです。
1.週あたりの労働時間を計算する
例えば、週に40時間働く場合、1週間の労働時間は40時間です。
2.年間の労働週数を計算する
一般的には52週ですが、有給休暇などを考慮して実際の労働週数を計算します。
例えば、有給休暇が2週間ある場合、実際の労働週数は50週です。
3.年間の総労働時間を計算する
1週間の労働時間に年間の労働週数を掛けます。
例:40時間/週 × 50週 = 2000時間/年
4.年間の総収入を計算する
月給が30万円の場合、年間の総収入は30万円 × 12ヶ月 = 360万円になります。
ボーナスや手当などが別途支給される場合、それも加えます。
例えば、年間のボーナスが50万円であれば、総収入は360万円 + 50万円 = 410万円です。
5.時給を計算する
年間の総収入を年間の総労働時間で割ります。
例:410万円 ÷ 2000時間 = 2050円/時
【まとめ】計算手順
- 週あたりの労働時間:40時間
- 年間の労働週数:50週
- 年間の総労働時間:40時間 × 50週 = 2000時間
- 年間の総収入:基本給360万円 + ボーナス50万円 = 410万円
- 時給換算:410万円 ÷ 2000時間 = 時給2050円
自己評価の見方の5つのポイント
自分の時給が分かったところで、どのように自己評価として分析すればいいのでしょうか?
1.感謝の気持ちを持つ
自分が一生懸命に働いた時給なので、自分に対する感謝の気持ちを持つことが大切です。
成し遂げたことや努力したことに対しての結果として時給に現れています。
金額が多い・少ないと様々な感情があると思いますが、まずは感謝をしましょう。
2.客観的に振り返る
感情を交えず、事実である時給に基づいて、自分の行動や結果を振り返るようにしましょう。
成功した点や改善が必要な点をリストアップしてみると、冷静に判断することができます。
3.ポジティブな側面に焦点を当てる
自分の成功や成長を見逃さないようにしましょう。
毎日の小さな達成や進歩も重要です。
4.他人と比較しない
自分のペースで成長することが望ましいです。
他人の時給と比較して落ち込むのではなく、自分自身の進歩に目を向けましょう。
5.失敗を学びに変える
もし時給の金額に満足できなかったとしても、自分を否定する必要はありません。
それは失敗ではなく、学びの機会として捉えるようにしましょう。
失敗から得た教訓を次に活かすことで、自分に対する見方も前向きになります。
ただし、時給が「最低賃金以下」であったり、到底納得のいくような金額ではなかったりした場合は、もしかすると会社側に問題があります。
サービス残業を課している職場であれば、収入は変わらないのに労働時間だけが増えることになるため、1時間あたりの労働時間の価値が下がってしまいます。
上司や労働組合に相談したり、労働基準監督署に連絡をしたり、転職を考えたりする必要が出てくるでしょう。
まとめ
今回の記事では、自分の労働の価値を知る手段である「時給換算する方法」について解説してきました。
記事の要点をまとめると、以下のとおりです。
- 月額の給与明細から時給換算する
- 時給=年間の総収入 ÷ 年間の総労働時間
- 自己評価によって自分のことを追い詰めない(肯定的な評価)
時給に換算すると、自分の1時間あたりの労働の価値が分かりやすくなると思います。
自分の労働に対する価値を知ることで、自己評価の新たな視点が加わったことでしょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。