教育実習の挨拶・自己紹介19の場面と5つのコツ!NG行動も
どうも、夢人です。
教育実習の開始が近づく中で、「職員室でどんな挨拶をすればいいの?」「全校の子どもたちの前でうまく話せるか心配…」「どのように自己紹介をすればいいの?」とお悩みではないでしょうか?
教育実習では、職員室や教室、全校朝会(集会)など、さまざまな場面で何度も挨拶をする機会が訪れます。
特に初日は緊張感がピークに達し、頭が真っ白になってしまうことも珍しくありません。
今回の記事では、教育実習における事前打ち合わせや初日、最終日といった必須となる19の場面別の挨拶のポイントと、そのまま使える具体的な自己紹介の例文をわかりやすく解説します。

この記事は以下のような人におすすめ!
- 教育実習での挨拶の仕方を事前に知っておきたい。
- 全校の子どもたちの前で堂々と自己紹介をしたい。
- 緊張せずに自分らしい挨拶や自己紹介ができるようになりたい。
この記事を読めば、場面ごとの適切な挨拶や自己紹介のポイントがわかり、自信を持って笑顔で教育実習をスタートできるようになります!
教育実習の挨拶を成功に導く5つの基本ポイント

教育実習の挨拶では、話す内容はもちろんですが、それ以上に「どのような態度で話すか?」が第一印象を大きく左右します。
緊張のあまり下を向いてしまったり、早口になってしまったりすると、せっかく準備した内容も相手にしっかり届きません。
ここでは、先生方や子どもたちに「この実習生はしっかりしているな」「一緒に頑張りたいな」と思ってもらえるような、挨拶の基本ポイントを5つ紹介します。
ポイント1:明るい笑顔とハキハキとした声のトーン
挨拶の基本は、なんといっても明るい笑顔と聞き取りやすいハキハキとした声です。
人は言葉の内容よりも、まずは表情や声のトーンといった雰囲気から相手の印象を受け取るものです。
緊張しているときこそ、口角を少し上げて明るい声を意識することで、相手に安心感と親しみやすさを与えることができます。
少し声が震えてしまっても大丈夫なので、まずはあなたらしい笑顔で、元気よく挨拶の言葉を届けてみましょう。
ポイント2:清潔感のある身だしなみと正しい姿勢
学校現場に立つ実習生として、清潔感のある身だしなみは相手への敬意を示す第一歩です。
さらに、背筋をピンと伸ばして体の前に手を添えるなど、正しい立ち姿を意識するだけで、落ち着いた頼もしい印象を与えることができます。
万が一言葉に詰まってしまっても、凛とした姿勢を保っていれば、聞き手はそれほど気にしません。
シワのない服や整った髪型など、身だしなみをきちんと整えておくことで、先生としての信頼感もグッと高まります。
ポイント3:相手の目を見る自然なアイコンタクト
挨拶をする際は、聞き手の目を見ながら話すことで、誠実さや熱意が真っ直ぐに伝わります。
大勢の前で話すときは、一人ひとりの顔を順番に見渡すように視線を動かすと、全体に向けて語りかけている印象を作ることができます。
下を向いたまま話すのではなく、目の前の人と心を通わせるつもりで視線を送りましょう。
全員と目を合わせるくらいの温かい気持ちで視線を配ることで、あなたの「一生懸命さ」がきっと相手の心に届くはずです。
ポイント4:状況に合わせた適切な声の大きさと話すスピード
挨拶をする場所の広さや相手の年齢に合わせて、声の大きさと話すスピードを調整することが大切です。
体育館や校庭などの広い場所では、声が反響することも考えて、少しゆっくりと間を取りながら大きな声で話します。
特に小学校の低学年が相手の場合は、難しい言葉を避け、優しい口調でゆっくりと語りかけるようにしましょう。
話す前に一度深呼吸をして、普段よりもワンテンポ遅いくらいのスピードを意識すると、相手にとって聞き心地の良い挨拶になります。
ポイント5:長くなりすぎない簡潔な構成と時間の意識
相手の時間を奪わないように、伝えるべき情報を簡潔にまとめて短時間で終わらせる配慮も欠かせません。
特に朝の職員室は先生方が最も忙しい時間帯なので、30秒程度でコンパクトに挨拶を済ませるのがマナーです。
ダラダラと長く話すのではなく、名前、所属、意気込みなどの要点を絞って、スッキリと伝えるように心がけましょう。
あれもこれもと情報を詰め込まずに、最も伝えたい「よろしくお願いします」という思いをストレートに届けることを大切にしてください。
事前打ち合わせで好印象を与える4つの挨拶場面

教育実習の本番を迎える前には、学校を訪問して事前打ち合わせを行うのが一般的です。
「どんな先生方がいるのだろう?」「うまく挨拶できるかな?」と、緊張で胸がいっぱいになってしまうのではないでしょうか?
この事前打ち合わせでの第一印象は、実習期間中のあなたへの評価や接し方を大きく左右する重要なポイントになります。
ここでは、学校の要となる先生方へ向けて、礼儀正しく誠意が伝わる挨拶のポイントを4つの場面ごとに紹介します。
場面1:職員室入室時の教頭先生(副校長先生)への挨拶
事前打ち合わせで学校を訪れた際、職員室の入り口で最初に対応してくださることが多いのが教頭先生(副校長先生)です。
教頭先生(副校長先生)は実習生全体の受け入れ窓口となるため、はっきりとした声で要件を伝えることが大切です。
忙しい業務の邪魔にならないよう、簡潔かつ丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
ドアが開いている場合でも、入り口で一度立ち止まり、一礼をします。室内を見渡し、出入り口付近にいらっしゃる先生と目が合ったら、姿勢を正してはっきりとした声で話しかけます。
「失礼いたします。〇〇大学から教育実習の事前打ち合わせで参りました、〇〇と申します。教頭先生(副校長先生)はいらっしゃいますでしょうか?」
教頭先生が来てくださったら、まずは相手の目を見て明るい表情を作ります。名前を名乗りながら深くお辞儀をし、忙しい中対応していただいたことへの感謝を添えて用件を伝えます。
「お忙しいところ恐れ入ります。〇〇大学から参りました、〇〇と申します。本日は教育実習の事前打ち合わせのお時間をいただき、誠にありがとうございます。よろしくお願いいたします。」
他の先生が対応してくださった場合は、焦らずにその先生に対して自身の身分を伝えます。その上で、どのように待機すればよいかの指示を仰ぐ姿勢を見せ、謙虚に待ちます。
「ご対応いただきありがとうございます。〇〇大学の〇〇と申します。事前打ち合わせで伺ったのですが、教頭先生はお手すきでしょうか?もしお忙しいようでしたら、どちらかで待たせていただいてもよろしいでしょうか?」
場面2:学校の最高責任者である校長先生への挨拶
校長先生は、実習生を受け入れてくださる学校の最高責任者です。
校長室に案内されたり、職員室で紹介されたりした際には、感謝の気持ちと実習への熱意を真っ直ぐに伝えることが求められます。
緊張するかもしれませんが、しっかりと相手の目を見て、堂々とした態度で挨拶をしましょう。
ドアをゆっくりと3回ノックし、中から「どうぞ」という声が聞こえてから「失礼いたします」と入室します。校長先生の机のそばまで進み、しっかりと目を見てから深くお辞儀をし、ハキハキとした声で感謝と意気込みを伝えます。
「〇〇大学から参りました、〇〇と申します。この度は教育実習を受け入れていただき、誠にありがとうございます。実習中は一生懸命学ばせていただきますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします。」
校長先生から激励のお言葉などをいただいた後、その言葉をしっかりと受け止める姿勢を見せます。深く感謝のお辞儀をした後、ドアの前まで下がり、もう一度相手の目を見て一礼してから静かに退室します。
「温かいお言葉をいただき、身の引き締まる思いです。実習初日から精一杯取り組んでまいります。本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。失礼いたします。」
場面3:実習を支えてくれる指導教員への挨拶
実習期間中、あなたの授業や学級経営を最も近くでサポートしてくれるのが指導教員です。
指導教員は通常の業務に加えてあなたを指導してくださるため、「お時間をいただく」という謙虚な姿勢を忘れてはいけません。
声をかける前に相手の状況を確認し、思いやりのある一言を添えると印象がグッと良くなります。
教頭先生などから紹介されたタイミングで、スッと姿勢を正します。緊張していても大丈夫ですので、まずは先生の目を見て口角を少し上げ、丁寧にお辞儀をしてからゆっくりと話し始めます。
「初めまして。今回の実習でご指導いただく、〇〇大学の〇〇と申します。お忙しい中ご担当いただき、本当にありがとうございます。精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
場面4:学年主任や学年の先生方への挨拶
指導教員だけでなく、同じ学年を担当する先生方も、実習生の活動を温かく見守り、サポートしてくださる心強い存在です。
学年部での打ち合わせや顔合わせの際には、チームの一員として学ばせていただくという姿勢をアピールしましょう。
明るい笑顔で、これからお世話になることへの感謝を忘れずに伝えてください。
学年の先生方に向かって姿勢を正し、一人ひとりの顔を軽く見渡しながら、明るいトーンで話します。
「〇〇大学の〇〇と申します。〇年〇組の指導教員の〇〇先生のもとで実習をさせていただきます。学年の先生方にもご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、たくさんのことを吸収したいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。」

実習期間中に先生方へ行う7つの挨拶シーン

実習がスタートすると、初日の朝から最終日の夕方まで、職員室や校内の至る所で先生方への挨拶が求められます。
「忙しそうな先生方に、どう声をかけたらいいのだろう?」と、タイミングや内容に迷ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、礼儀正しい挨拶は、先生方との信頼関係を築き、あなたの実習をより豊かなものにするための重要な鍵になります。
ここでは、実習期間中に必ず訪れる5つの場面で、先生方に好印象を与える挨拶のコツと例文を詳しく解説します。
場面1:初日の職員朝会での全体挨拶と自己紹介
初日の職員朝会は、学校のすべての先生方にあなたの存在を知ってもらう重要な場面です。
朝の職員室は非常に忙しいため、長々と話すのではなく、30秒程度で簡潔にまとめることがマナーです。
名前、所属、意気込みなどの基本情報を、明るくハキハキとした声でスッキリと伝えましょう。
前に立ったら、まずは焦らずに一度深呼吸をし、先生方全体の顔をゆっくりと見渡します。緊張して早口になりやすいので、意識してお腹から声を出し、手短に話します。
「おはようございます。本日より◯週間お世話になります、〇〇大学の〇〇と申します。〇年〇組に入らせていただきます。子どもたちと全力で向き合い、先生方から多くのことを学ばせていただきたいと思っております。ご指導のほど、よろしくお願いいたします。」
場面2:指導教員への日々の挨拶
実習期間中、どの先生よりも一番多く挨拶をすべき相手は、あなたの実習を一番近くで支えてくださる指導教員です。
出勤して荷物を置いたら、真っ先に指導教員の席へ向かいます。
指導教員が朝の業務をされていても、まずは視界に入りやすい位置に立ち、「おはようございます」と朝の挨拶を必ずしましょう。
そして、「今、お時間よろしいでしょうか?」と相手の状況を気遣う一言を添えてから、一日のスケジュールの確認を行います。
また、帰り際にも、一日通してご指導いただいたことへの感謝を必ず述べるようにします。

指導教員も人間ですので、誰よりも丁寧でこまめな挨拶を心がけることで、実習中のサポートがより手厚く温かいものになるはずです。
指導教員の作業や対応が少し落ち着いたタイミングを見計らい、必ず用件にかかる時間の目安を伝えて、謙虚な姿勢で声をかけます。
「◯◯先生、お忙しいところ失礼いたします。今、3分ほどお時間よろしいでしょうか?先ほどの授業について、少しだけご相談させていただきたいです。」
退勤する前に、ひと段落した頃合いを見計らって声をかけます。ただ「ありがとうございました」と伝えるだけでなく、その日にいただいた具体的なアドバイスや自分の学びを一つ添えることで、先生への深い感謝の気持ちがしっかりと伝わります。
「◯◯先生、本日は一日ご指導いただき、本当にありがとうございました。〇〇の場面での子どもたちへの温かい声掛けがとても勉強になり、私も実践してみたいと思います。明日もまたよろしくお願いいたします。」
場面3:他学級の参観前後に行う依頼と御礼の挨拶
指導教員以外の先生の授業を参観させていただくことは、多様な指導法を学ぶ絶好のチャンスです。
見学の前には必ず事前にお願いに伺い、見学後には感謝の気持ちを伝えるのが学校現場のルールです。
授業観察のスケジュールは、事前に決められていることもあれば、自分から依頼することもありますが、どちらの場合であっても誠意をもって挨拶しましょう。
先生の都合が良い時間を見計らい、子どもへの対応や作業中などを避けて声をかけます。指導案などの資料がある場合は両手で丁寧に持ち、先生の目を見て誠意を持ってお願いをします。
「〇〇先生、お忙しいところ失礼いたします。本日〇時間目の先生の授業を参観させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?先生の子どもたちへの声掛けや指導の工夫を、ぜひ学ばせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。」
チャイムが鳴る前の少し早めの時間に教室へ向かいます。授業準備の邪魔にならないよう配慮しつつ、先生に会釈をしてから控えめに挨拶をし、見学する場所の指示を仰ぐか、静かに後方で待機します。
「◯◯先生、失礼いたします。本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。授業の邪魔にならないよう教室の後方で学ばせていただきます。よろしくお願いいたします。」
授業後、先生が落ち着いたタイミングで声をかけます。ただお礼を言うだけでなく、具体的な学びを一つ添えることで、真剣に見学していた姿勢が真っ直ぐに伝わります。
「〇〇先生、今少しお時間よろしいでしょうか?先ほどは授業を参観させていただき、本当にありがとうございました。子どもたちが意欲的に発表する姿と、先生の温かいフォローが大変勉強になりました。今後の自分の授業づくりにしっかりと活かしてまいります。」
場面4:学校スタッフ(事務職員や用務員など)への挨拶
学校は先生方だけでなく、事務職員さんや用務員さんなど、多くのスタッフによって支えられています。
実習期間中、コピー機を使わせてもらったり、備品を借りたりと、こうした方々にお世話になる機会は想像以上に多いものです。
廊下や事務室ですれ違った際には、必ず自分から明るく元気な挨拶をして、良好な関係を築きましょう。
事務室の窓口で立ち止まり、様子を伺いながら、笑顔で丁寧にお辞儀をして声をかけます。
「おはようございます。〇〇大学から参りました、教育実習生の〇〇と申します。実習中はコピー機を使わせていただいたり、備品をお借りしたりと、事務室の皆様にも様々な面でお世話になるかと思います。期間中、どうぞよろしくお願いいたします。」
用務員さんとすれ違う際は歩きながら挨拶するのではなく、一度足を止めて相手の方へ体を向けます。学校環境を陰で支えてくださる全ての方への感謝の気持ちを込めて、自分から挨拶をしましょう。
「おはようございます!教育実習で〇年〇組に入らせていただいている〇〇と申します。いつも学校をキレイにしてくださりありがとうございます。お世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
場面5:複数の実習生がいる場合での仲間同士の自己紹介
同じ時期に実習を行う他の実習生は、苦労や喜びを分かち合える大切な仲間となります。
初顔合わせの際には、お互いに協力し合い、励まし合って実習を乗り切ろうという前向きな姿勢を示しましょう。
相手の担当学年などを聞き、コミュニケーションのきっかけを作ることが大切です。
自分から積極的に相手に歩み寄り、笑顔で目を合わせながら、親しみやすい声のトーンで話しかけます。お互いの緊張をほぐすように、まずは自分から明るく名乗り、仲間として共に頑張りたいという気持ちをストレートに伝えます。
「初めまして、〇〇大学から来ました〇〇と申します。担当は〇年〇組です。同じ時期に実習できる仲間がいて本当に心強いです。これから◯週間、お互いに頑張って乗り切りましょう。どうぞよろしくお願いします。」
最終日の職員朝会で行う感謝を伝える退任の挨拶
実習最終日の職員朝会での挨拶は、お世話になったすべての先生方への感謝の気持ちを伝える集大成の場です。
実習で学んだ具体的なエピソードや、先生方の指導に対するお礼を丁寧にまとめます。
長くなりすぎないように注意しつつも、あなたの教育に対する情熱が伝わるような真摯な言葉を選びましょう。
お世話になった先生方の顔をゆっくりと見渡し、これまでの感謝の気持ちを込めて、落ち着いたトーンで丁寧に話します。
「◯週間、大変お世話になりありがとうございました。先生方の温かいご指導のおかげで、授業づくりの基礎や子どもたちとの向き合い方など、多くのことを学ぶことができました。この経験を必ず将来に活かしてまいります。本当にありがとうございました。」
子どもの心をつかむ6つの自己紹介と挨拶シーン

教育実習の醍醐味は、何といっても子どもたちとのふれあいです。
「どんな先生が来るのかな?」と、子どもたちはあなたとの出会いを心待ちにしています。
子どもたちの心をグッとつかむためには、大人向けの堅苦しい言葉ではなく、発達段階に合わせたわかりやすくて親しみやすい表現が必要です。
ここでは、子どもたちとの距離を縮め、人気者になれるような自己紹介と挨拶のテクニックを6つの場面に分けて紹介します。
場面1:全校朝会(集会)で行う全校児童に向けた自己紹介
全校児童が体育館や校庭に集まる朝会や集会での自己紹介は、非常に多くの注目を集める大舞台です。
難しい言葉や大学の専攻名などは避け、「先生になるための勉強をしています」といった簡単な言葉に言い換えるのがコツです。
自分の趣味や特技を一つ盛り込むことで、子どもたちが興味を持ち、後で話しかけやすくなります。
「おはようございます。私は先生になるために、今日からみんなと一緒に勉強したり遊んだりするために来ました、〇〇〇〇です。先生は走ることがとても好きです。休み時間は校庭で鬼ごっこなどをして、みんなとたくさん遊びたいと思っています。見かけたらぜひ声をかけてくださいね。一ヶ月間、よろしくお願いします。」
「おはようございます。先生になるための勉強をしにきた、〇〇〇〇です。突然ですが、みんなは給食が好きですか。(少し間を開けて子どもたちの反応を見る)先生も給食が大好きで、今日からみんなと一緒に食べるのをとても楽しみにしています。廊下で会ったら、ぜひみんなの好きな給食のメニューを教えてくださいね。どうぞよろしくお願いします。」
「おはようございます。今日からこの学校でお世話になる、〇〇〇〇です。先生は、みんなとたくさんお話をして、早く全員のお名前を覚えて仲良くなりたいと思っています。廊下や校庭ですれ違ったら、元気に挨拶をしてくださいね。先生もニコニコの笑顔で挨拶を返します。よろしくお願いします。」
場面2:担当する学級の子どもたちへ向けた詳しい自己紹介
担当する学級での自己紹介は、これから数週間を共に過ごす子どもたちとの絆を作る最も重要な時間です。
ここでは全校朝会よりも少し詳しく、自分の好きなものや小学生の頃の思い出などの話をして、親近感を持ってもらいましょう。
黒板に名前を書いたり、イラストを使ったりと、視覚的にも楽しめる工夫を取り入れると効果的です。
「〇年〇組のみなさん、おはようございます。今日から〇週間、みんなと一緒に過ごすことになった〇〇〇〇です。先生はラーメンが大好きなので、今日の給食がラーメンだと聞いて朝からずっとワクワクしていました。早くみんなの顔と名前を覚えたいので、これからたくさんお話ししましょうね。よろしくお願いします。」
「みなさん、はじめまして。〇〇〇〇と言います。先生は、みんなと同じ〇年生の頃、実は算数の計算が少し苦手でした。でも、先生や友達に教えてもらってわかるようになったとき、とっても嬉しかったのを覚えています。だから、もし勉強でわからないことがあっても安心して聞いてくださいね。一緒に楽しく頑張りましょう。よろしくお願いします。」
「おはようございます、〇〇〇〇です。突然ですが、先生が描いてきたこの絵、何かわかるかな?(子どもたちの反応を待って)そう、正解はネコです。先生はおうちでネコを飼っていて、休みの日は一緒にお散歩に行くのが大好きです。動物が好きな人がいたら、ぜひお話ししましょうね。これから毎日、よろしくお願いします。」
場面3:他学級の授業に参観として入った際の挨拶
自分の担当以外の学級に授業見学に入る際は、子どもたちに不安を与えないよう、優しく安心感のある挨拶を心がけます。
授業の邪魔にならないよう、短時間で自分の名前と見学に来た理由を伝えましょう。
「みんなの頑張っている姿を見にきたよ」と前向きな言葉を添えると、子どもたちも喜んで授業に集中してくれます。
担任の先生から紹介されたタイミングで、教室の前方や横から一歩前に出ます。子どもたちを安心させるために、一人ひとりの顔をゆっくり見渡しながら温かく微笑み、明るく優しい声で話し始めます。
「みなさん、こんにちは。実習生の〇〇です。今日は、みんなが一生懸命に勉強している姿を見学させてもらいに来ました。一緒に楽しく勉強させてくださいね。よろしくお願いします。」
授業の進行を妨げないよう、担任の先生の指示に従って教室の後ろに静かに立ちます。先生から軽く紹介されたら、その場から子どもたちに向けて小さく手を振りながら、少し控えめな声で短く挨拶をします。
「授業中にお邪魔します、実習生の〇〇です。みんなが頑張っている姿を、後ろからそっと応援させてもらいますね。そのまま学習を続けてください、よろしくお願いします。」
授業が活動の場面に移り、担任の先生の許可を得て子どもたちの近くへ行く場面です。威圧感を与えないよう、子どもたちの目線に合わせてスッとしゃがみ、穏やかな笑顔でそっと声をかけます。
「こんにちは、実習生の〇〇です。みんなでどんなお話し合いをしているのかな?とても楽しそうに活動しているね。邪魔しないようにするから、少しだけお隣で見せてくださいね。」
場面4:休み時間などで出会う他学年の子どもへの自己紹介
休み時間になると、あなたの担当学級ではない子どもたちも「新しい先生だ!」と興味津々で話しかけてきます。
そんな時は、自分から積極的にしゃがんで目線を合わせ、親しみやすい笑顔で自己紹介を返しましょう。
学年を問わず多くの子どもたちと関わることで、学校全体にあなたの良い印象が広がっていきます。
子どもと同じ目線になるようにスッとしゃがみ、緊張をほぐすような明るい笑顔を作ります。驚かせないように少しトーンを上げた優しい声で、自分から積極的に名乗って安心感を与えましょう。
「こんにちは。実習生の〇〇といいます。今、〇年〇組で勉強しているんだよ。声をかけてくれて嬉しいな。元気に挨拶してくれてありがとう。あなたの名前と学年は?また廊下で会ったらお話ししようね。」
場面5:縦割り班活動で異年齢の子どもたちと関わる際の挨拶
全校のレクリエーションなど、異なる学年の子どもたちが集まる縦割り班活動に参加する機会もあります。
異年齢の集団では、高学年が低学年をリードする場面が多いため、実習生は全体のサポート役として見守るスタンスが大切です。
全員に伝わるような元気でわかりやすい挨拶で、班の雰囲気を明るく盛り上げましょう。
少しテンションを上げて、ゲームを楽しむワクワクした気持ちを表現しながら話します。
「こんにちは!実習生の◯◯です。私もみんなと一緒に全力でゲームを楽しむよ!お兄さんお姉さんの言うことをよく聞いて、班のみんなで力を合わせて頑張りましょう!」
場面6:クラブ活動や委員会活動に参加した際の挨拶
クラブ活動や委員会活動では、共通の興味や役割を持った子どもたちが集まっています。
自分の得意分野や経験を少し交えながら挨拶をすると、子どもたちの食いつきが全く違ってきます。
指導者としてだけでなく、縦割り班活動の場合と同様に、一緒に活動を楽しむサポーターとしての姿勢も伝えると良いでしょう。
担当の先生から紹介されたら子どもたちの前に立ち、自分の特技や好きなことを明るい表情でアピールしながら、一緒に楽しむ姿勢を伝えます。
「こんにちは、実習生の〇〇です。私は小さい頃から絵を描くのが大好きで、今日もみんなの素敵な作品を見られると聞いて飛んできました。絵の描き方でわからないことがあったら、何でも聞いてくださいね。よろしくお願いします。」
学校のために頑張る子どもたちの役割を称賛する姿勢を見せ、自分もかつて委員会の仕事を経験をしたことなどを交えながら、親しみやすい声でサポーターとしての気持ちを伝えます。
「こんにちは、実習生の〇〇です。私が小学生の時は図書委員をしていて、みんなのために本を綺麗に並べるのが大好きでした。みんなが学校のために頑張る姿をしっかり見させてもらいます。よろしくお願いします。」
地域の方や保護者と信頼を築く2つの挨拶シーン

学校は、先生や子どもたちだけで成り立っているわけではありません。
登下校を見守ってくださる地域の方々や、学校行事に参加される保護者の皆様との関わりも、教育活動の重要な一部です。
実習生という立場であっても、学校の顔として外部の方に接する場面では、礼儀正しく誠実な対応が求められます。
ここでは、地域の方々や保護者と信頼関係を築くための、2つの場面における挨拶のポイントを解説します。
場面1:校門や通学路での見守りボランティアの方々への挨拶
朝の登校指導などに参加する際、地域で見守り活動をしてくださっている交通指導員やボランティアの方々と顔を合わせることがあります。
日頃から子どもたちの安全を支えてくださっていることへの感謝の気持ちを込めて、自分から率先して声をかけましょう。
爽やかな挨拶は、地域の方に「今年の学校の実習生はしっかりしているな!」という安心感を与えます。
相手の姿を見つけたら自ら近づき、立ち止まってしっかりとお辞儀をします。日頃から子どもたちを支えてくださる感謝の気持ちを込めて、はきはきとした明るい声で挨拶をします。
「おはようございます。〇〇大学から参りました、教育実習生の〇〇と申します。いつも子どもたちの安全を見守っていただき、本当にありがとうございます。実習中お世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
場面2:来校された保護者への挨拶
実習期間中に授業参観などの学校行事が重なると、多くの保護者の方と接する機会が生まれます。
保護者は「うちの子はどんな実習生に教わっているのだろう?」と関心を持っています。
すれ違った際や教室の入り口などで、丁寧な言葉遣いと笑顔で会釈を交わし、安心感と信頼感を与えましょう。
廊下や教室などで保護者と目が合ったら、歩みを少し緩めるか一度立ち止まります。緊張で表情が硬くならないよう穏やかな笑顔を作り、丁寧にお辞儀をしてから、安心感を与える落ち着いた声で挨拶をします。
「こんにちは。〇年〇組で教育実習をさせていただいております、〇〇と申します。本日はお忙しい中ご来校いただき、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。」
来られた保護者の方へ自ら一歩近づき、歓迎の気持ちを込めて笑顔で丁寧にお辞儀をします。保護者の「どんな先生だろう」という不安を解くように、明るく誠実なトーンで話しかけます。
「こんにちは、本日はご参観ありがとうございます。〇年〇組で教育実習に入らせていただいている、〇〇と申します。子どもたちが元気に学ぶ姿を、ぜひゆっくりご覧になってください。よろしくお願いいたします。」
保護者から声をかけられたら、相手の目を見てしっかりと体を向けます。実習生という立場であることを謙虚に伝えつつ、日頃から子どもたちと楽しく過ごしている様子を短い言葉で添えて、温かい信頼関係を築きます。
「お声掛けいただきありがとうございます。教育実習生の〇〇です。いつもお子さんには優しくしていただき、私の方が毎日元気をいただいております。至らない点も多いですが、期間中どうぞよろしくお願いいたします。」
教育実習の挨拶で絶対に避けるべき3つのNG行動

挨拶は第一印象を決める絶好のチャンスですが、やり方を間違えると、取り返しのつかないマイナス評価につながってしまうこともあります。
特に学校現場という環境では、一般社会の常識に加えて「先生としてふさわしいか」という厳しい目が向けられます。
「良かれと思ってやったのに…」と後悔しないために、実習前に必ず知っておきたい3つのNG行動をしっかりと確認しておきましょう。
NG1:ウケを狙いすぎたり奇抜なパフォーマンスをしたりする
子どもたちの心を掴みたいという思いから、流行りの芸人のモノマネをしたり、奇抜なパフォーマンスをしたりするのはNGです。
一部の子どもにはウケるかもしれませんが、授業中の落ち着いた雰囲気が壊れ、先生としての威厳や信頼を失う原因になります。
ウケを狙うのではなく、自分の趣味や特技を素直に語ることで、自然な形で親しみやすさを伝えるよう心がけましょう。
NG2:自分の自慢話や武勇伝を長々と語ってしまう
自己アピールをしようとするあまり、「学生時代に学年で1番だった」「少しやんちゃをして先生を困らせた」などの武勇伝を語るのもふさわしくありません。
自慢話は聞いている相手を白けさせ、「付き合いにくい人だ」というマイナスの印象を与えてしまいます。
自己紹介では、自分が何を学んできたかよりも、子どもたちとどう関わっていきたいかという前向きな姿勢を短く伝えることが重要です。
NG3:ネガティブな発言やふさわしくない言葉遣いをする
極度に緊張して、「私には何もできませんが…」「分からないことだらけで…」と過度にへりくだったり、「マジで」「ヤバい」といった若者言葉を使ったりするのは厳禁です。
ネガティブな発言は相手を不安にさせ、不適切な言葉遣いは実習生としての資質を疑われてしまいます。
常に「先生」という立場で見られていることを自覚し、明るく前向きな言葉と、正しい敬語や丁寧語を使い分けるよう意識しましょう。
まとめ
今回は、教育実習における事前打ち合わせや初日、最終日といった必須となる19の場面別の挨拶のポイントと、そのまま使える具体的な自己紹介の例文について紹介しました。
- 相手の目を見て明るい笑顔とハキハキとした声で、簡潔に自分の熱意を伝えること。
- 職員室や教室など、相手や状況に合わせた適切な言葉選びと謙虚な態度で接すること。
- ウケ狙いや自慢話は避け、実習生らしく前向きで誠実な振る舞いを常に意識すること。
この記事を読んだことで、教育実習の挨拶に関する漠然とした不安がスッと軽くなり、先生方や子どもたち、そして保護者の方々と温かい信頼関係を築くための具体的なイメージが持てたのではないでしょうか?
もう本番で頭が真っ白になる心配はありませんし、安心した気持ちで実習のスタートを切ることができると思います。
ぜひ、今回紹介した例文やポイントをお守り代わりにして、あなたらしい誠実な言葉で相手の心に響く挨拶を届けていきましょう!



