教育実習の事前打ち合わせ完全ガイド!成功に導くポイント36選
どうも、夢人です。
小学校の教育実習の事前打ち合わせを控えている学生や社会人の皆さん、「当日はどんな服装や持ち物で行けばいいの?」「面談でどんな質問をされるのか不安…」「指導教員の先生に何を確認しておくべき?」とお悩みではないでしょうか?
実習校の先生方がどれほど忙しいのか、そして自分がどのように評価されるのかが分からないため、どうしても緊張してしまうと思います。
今回の記事では、教育実習生の指導教員を4回経験した私の視点から、教育実習の事前準備や打ち合わせの流れから確認すべき必須項目までの36のポイント(基礎知識3選+事前準備3選+当日の5ステップ+面談の質問7選+指導教員との確認事項10選+自分から確認したいこと8選)をわかりやすく解説します。

この記事は以下のような人におすすめ!
- 事前打ち合わせで失敗したくない
- 当日の正しい服装や身だしなみを知りたい
- 面談で聞かれる質問を事前に準備しておきたい
- 指導教員の先生とスムーズに情報共有をしたい
この記事を読めば、事前打ち合わせでの具体的な動きや質問対策がわかり、安心して教育実習の第一歩を踏み出せるようになります!
教育実習の事前打ち合わせとは?

「事前打ち合わせって、ただ挨拶に行くだけなの?」と疑問に思うかもしれませんが、実は、この打ち合わせこそが教育実習の成功を左右する大切な第一歩なのです。
学校現場の先生方も、「未来の先生」である皆さんが来てくれることを心待ちにしています。
ここでは、自信を持って事前打ち合わせに臨むために知っておくべき3つの基礎知識をご紹介します。
基礎知識1:実習校の先生方との初めての顔合わせの場
教育実習の事前打ち合わせは、実習先の学校と直接コミュニケーションをとる初めての機会です。
書類の受け渡しだけでなく、管理職の先生や指導教員にあなたの人柄を知ってもらう大切な時間になります。
第一印象がその後の人間関係を大きく左右するため、挨拶の仕方や言葉遣いなど、学生気分ではない社会人としての態度が求められます。
- 約束の時間を厳守し、余裕を持って行動する。
- 相手の目を見て、明るい表情で挨拶をする。
- 分からないことはごまかさず、素直に質問する。

忙しい学校の先生方の邪魔になってしまうのではないかと心配だよ。

先生方は教育実習生を迷惑だなんて全く思っていません。
むしろ、皆さんが学校にどんな新しい風を吹き込んでくれるのか楽しみに待っています。
子どもたちにとっても、新しい先生(年齢の近いお兄さんやお姉さん)が教室に来てくれることは、かけがえのない大イベントになります。
基礎知識2:打ち合わせの時期は実習の1〜2か月前が目安
事前打ち合わせが行われるタイミングは、一般的に実習開始の1か月から2か月前が目安です。
学校現場では、行事の準備や日々の業務でスケジュールがすぐに埋まってしまいます。
先生方に余裕を持って対応していただくためにも、大学から指示が出たらすぐにアポイントの電話を入れるなど、早めのアクションを心がけましょう。
打ち合わせから実習初日まで少し期間が空くため、この間に教材研究や指導案の作成などの準備を進めることができます。
基礎知識3:面談と学級や授業に関する打ち合わせ
事前打ち合わせでは、校長先生や教頭先生(副校長先生)との面談のほか、実際にあなたを指導してくださる指導教員からのお話があります。
ここでは、あなたが担当する学年や学級が伝えられ、学級の子どもたちの雰囲気なども詳しく教えてもらえます。
さらに、実習中に担当する授業の教科や単元、使用する教科書など、授業づくりに直結する具体的な打ち合わせを行います。
この時間にしっかりと情報を集めておくことが、実習前の教材研究や準備をスムーズに進めるための鍵になります。
打ち合わせを成功に導く3つの事前準備

学校へ行く事前打ち合わせの当日のことばかり気になると思いますが、 勝負は学校へ電話をかけるその瞬間からすでに始まっています。
失礼のない電話のかけ方や、好印象を与える身だしなみについて、4つの視点から具体的に説明します。
準備1:アポイントメントの電話と会話テンプレート
小学校へお電話をかける際は、先生方が対応しやすく、ご迷惑になりにくい15:30〜16:30頃を選ぶのが望ましいでしょう。
この時間帯は子どもたちが下校を終え、放課後の会議が始まる前ということもあり、慌ただしい職員室が少し落ち着く時間(実際は先生方の休憩時間)になります。
教育実習の窓口となってくださる担当の先生(主に教頭先生や副校長先生)も、この時間帯なら席にいらっしゃる確率が比較的高く、落ち着いてお話を聞いていただけます。

タイミングによっては、研修会や職員夕会などが行われていたり、出張や他の電話対応をしていたりするため、電話に出られない場合もあります。
電話口では、まず大学名と氏名、教育実習の件で連絡した旨を伝えます。
電話をかける前に、手元にメモ帳とスケジュール帳、筆記用具を必ず広げておきましょう。
準備2:清潔感と好印象を与える服装と身だしなみ
事前打ち合わせの服装は、男女ともに黒や濃紺、ダークグレーの落ち着いたリクルートスーツが基本です。
おしゃれを楽しむ場ではないため、シャツやブラウスは白の無地を選び、アイロンをしっかりかけておきましょう。
髪型は清潔感が命であり、前髪が目にかからないように整え、長い髪は黒いゴムで一つにまとめます。
派手なメイクや香水、ピアスなどのアクセサリー類は、学校現場にはふさわしくないため外しておくのが正解です。

準備3:忘れ物を防ぐ持ち物リスト
当日は、大学の募集要項で指定された書類一式をクリアファイルに入れ、折れ曲がらないように持参します。
また、説明を聞き逃さないためのメモ帳やスケジュールを確認する手帳、筆記用具も持参すると安心です。
書類の訂正などで印鑑が必要になるケースもあるため、念のため持参しておくと役立つ持ち物の一つです。
印鑑の持参が指定されている場合は、スタンプ印ではなく朱肉を使う三文判を持参するようにしてください。
電話などで事前に学校から指定された持ち物があれば、それらも忘れずに用意しておきましょう。
当日焦らない!学校到着から終了までの5ステップ

いざ学校に到着すると、独特の雰囲気に圧倒されて頭が真っ白になってしまうかもしれません。
でも安心してください!インターホンを押すところから帰りの挨拶まで、当日の具体的な動きを5つのステップで順を追ってシミュレーションしてみましょう。
インターホンでの挨拶と受付
学校の校門や玄関に到着したら、まずはインターホン越しに要件を伝えます。
ここでも電話の時と同じように、大学名と氏名、事前打ち合わせで来校したことをはっきりと名乗りましょう。
校舎内に入ったら、まずは事務室の窓口に声をかけるか職員室のドアをノックし、担当の先生に取り次いでもらいましょう。
すれ違う先生方や子どもたちには、立ち止まって明るく「こんにちは」と挨拶をしてください。

業者や保護者の出入り、または子どもたちの登下校のタイミングなどに、校門が開いていることがあります。
校長先生や教頭先生(副校長先生)との面談
多くの場合、まずは応接室や校長室に通され、管理職の先生方との面談が行われます。
ここでは、実習生としての心構えや、学校の教育方針についてのお話を聞くことになります。
緊張する場面ですが、背筋を伸ばし、相手の目を見てしっかりと相槌を打ちながら話を聞きましょう。
あなたの熱意を直接アピールできる絶好のチャンスでもあります。
※面接で管理職の先生から質問される内容については、見出し「管理職との面談でよく聞かれる7つの質問と意図」で後述しています。
指導教員との打ち合わせ
管理職との面談が終わると、実際にあなたの指導を担当する指導教員との打ち合わせに移ります。
ここからは、担当する学年や学級、授業の進め方など、実習に直結する具体的な内容のすり合わせです。
指導案の書き方や、実習中のタイムスケジュールなど、分からないことはこの場でどんどん質問して解消しておきましょう。
指導教員は、あなたの実習生活を一番近くで支えてくれる心強い味方です。
※指導教員との打ち合わせ内容については、見出し「指導教員との打ち合わせで確認すべき10のポイント」で後述しています。
他の実習生との顔合わせと連絡先交換
同じ時期に教育実習を行う仲間がいる場合は、全体での顔合わせの時間が設けられることがあります。
実習中は、指導案の作成や授業の準備で悩んだり、壁にぶつかったりすることが必ずあります。
そんな時に、同じ立場で励まし合える同期の実習生の存在は、本当に心の支えになるのです。
自己紹介をして少し打ち解けたら、思い切って連絡先を交換してみるのも一つの方法です。

とはいえ、コミュニケーションの取り方やペースは人それぞれですので、無理に連絡先を交換しなくても大丈夫です。
校舎案内と帰りの挨拶
打ち合わせが一段落すると、管理職の先生や指導教員が校舎の中を案内してくれることがあります。
職員室や事務室、印刷室、更衣室、トイレ、担当する学級の教室の場所などをしっかりと確認しておきましょう。
案内が終わったら、時間を割いてくださった先生方に深くお辞儀をして感謝の気持ちを伝えます。
学校を出るまでが事前打ち合わせですので、校門を出るまでは気を抜かず、すれ違う先生に挨拶を続けてください。
「実習初日が楽しみになりました」と笑顔で締めくくれば、完璧な学校訪問になります。
管理職との面談でよく聞かれる7つの質問と意図

校長先生や教頭先生(副校長先生)との面談と聞くと、まるで採用試験の面接のようでドキドキすると思います。
先生方はあなたを落とすために質問するのではなく、あなたの人柄や熱意を知りたがっているのです。
よく聞かれる7つの質問と意図を理解しておけば、焦らずに自分の言葉で答えることができますよ。
質問1:教員を目指した理由は何ですか?
この質問は、あなたの教育に対する根本的な思いや、人柄を知るための定番の質問です。
なぜ数ある職業の中から「教員」を選んだのか、そのきっかけとなった原体験を自分の言葉で語れるようにしておきましょう。
「子どもが好きだから」「教えるのが得意だから」という志望理由はとても素敵ですが、それだけでは面談の場で少しアピール不足になってしまうかもしれません。
教員という職業は、時に毅然とした指導や多様な対応も求められるため、もう一歩踏み込んだ「あなただけの具体的なエピソード」や「教育を通して実現したいこと」などを準備しておくことが大切です。

上手く話そうとする必要はありません。
あなたの飾らない熱意が伝われば、先生方はしっかりと受け止めてくれますよ。
質問2:大学で何を学び、どのような経験をしましたか?
大学でどのような専門分野を専攻しているのか、また、どのような課外活動に打ち込んできたのかを聞かれます。
これは、あなたが実習でどのような強みを発揮できるかを探るための質問です。
ゼミで研究している内容や、部活動で培ったリーダーシップや協調性などを具体的に伝えましょう。
特技や趣味の話から会話が弾み、先生方との心の距離が縮まることもよくあります。
あなたの個性を知ってもらうチャンスだと捉えて、リラックスして答えてください。

大会の成績や特別な肩書きを求めているわけではありません。
等身大のあなたが「どんなことに一生懸命になれる人なのか」を温かい気持ちで知りたがっているだけなのです。
質問3:教育実習での目標や抱負は何ですか?
学校側は、あなたがどれくらいの意欲を持って実習に臨もうとしているのかを確認したいと思っています。
「一生懸命に頑張ります」という抽象的な言葉だけでなく、もう少し具体的な目標や抱負を掲げることがポイントです。
このような、実現可能であなたのやる気が伝わる内容を事前に考えておきましょう。
質問4:得意な教科ややってみたい授業は何ですか?
教育実習の事前打ち合わせでは、あなたがどの教科に自信を持っているのか、どんな授業を展開してみたいのかを聞かれることがあります。
これは、指導教員があなたに任せる授業の教科や単元を検討するための参考にされることが多いです。
必ずしも希望通りになるとは限りませんが、自分の思いを伝えてみましょう。
苦手な教科がある場合は、それを隠さずに「この実習を通して克服したいです!」と前向きに伝えるのも良いアプローチです。
質問5:子どもたちとどのように関わりたいですか?
小学生という発達段階の子どもたちに対して、どのような姿勢で接するつもりなのかを問う質問です。
優しく寄り添うだけでなく、時には毅然とした態度で指導することも教員には求められます。
子どもたちを安全に守り、共に成長していくという責任感をアピールしましょう。
あなたの温かい人間性が伝わるようなエピソードがあれば、ぜひ添えてみてください。
質問6:教員を目指していますか?
実習生の中には、必ずしも教員志望ではなく、資格取得のために実習に来ている人もいます。
学校側としては、将来本当に教員になりたいという強い意志を持った学生を応援したいというのが本音です。
もし本気で教員を目指しているなら、その情熱をストレートに伝えてください。
迷っている場合でも、「この実習を通して、学校現場の素晴らしさを体感し、自分の進路を真剣に考えたいです」と誠実に答えるのがベストです。
たとえ民間企業などに就職する予定であったとしても、実習に対して真摯に向き合う態度はしっかりと示しましょう。
質問7:当時お世話になった先生は誰でしたか?どんな思い出がありますか?
実習先が自分の卒業した母校である場合、必ずと言っていいほど聞かれるのがこの質問です。
当時の担任の先生や、お世話になった先生の名前を挙げることで、面談の場が一気に和やかな雰囲気になります。
もし知っている先生やその先生と関係があった先生が在籍していれば、実習中の大きな心の支えになってくれるはずです。
また、「運動会でソーラン節を踊りました」「◯◯委員会で委員長を務めました」など、当時の自分自身の思い出を語ることで、先生方との共通の話題が生まれます。
母校での実習は、成長した姿を見せる最高の恩返しにもなります。
指導教員との打ち合わせで確認すべき10のポイント

いよいよ、あなたを直接指導してくださる指導教員との大切な打ち合わせです。
ここで確認漏れがあると、いざ実習が始まってから「どうすればいいの?」と焦ってパニックになってしまいます。
ここでは、安心して実習初日を迎えるために、必ず確認しておきたい10のポイントをご紹介します。
ポイント1:担当する学年・学級と子どもの様子
まずは、自分がどの学年のどの学級を担当するのかを確実に把握しましょう。
その上で、子どもたちがどのような雰囲気なのか、どんなことに興味を持っているのかを尋ねます。
元気いっぱいのクラスなのか、落ち着いて学習に取り組むクラスなのかを知っておくだけで、初日の接し方が変わってきます。
また、特別な配慮や支援が必要な子どもがいるかどうかも、事前に情報共有してもらうことが重要です。
子どもたちの実態を知ることが、すべての指導のスタート地点になります。
ポイント2:担当する授業の範囲と教科書などの貸し出し
教育実習のメインとなる授業実践において、どの教科のどの単元を担当するのかを確認します。
あわせて、その単元で子どもたちが何を学ぶのか、大まかな目標や内容についても聞いておきましょう。
授業準備のために必要な教科書や指導書などを、実習前に学校から貸し出してもらえるかどうかも確認が必要です。
早い段階で範囲が分かれば、実習までの期間を使ってじっくりと教材研究や指導案の作成を進めることができます。
ポイント3:授業ではノートを使うのかプリントを使うのか
いざ授業の指導案を考えようとしたとき、担当する学級の学習スタイルを把握していないと具体的な計画が立てられませんので、次のようなことを確認しましょう。
もしプリントを多用する学級なら、実習生であるあなたも事前にプリントを作成する準備が必要になります。
また、ノートのマス目の大きさや数、色鉛筆の使い方など、ノートの書き方のルールがあれば教えてもらうと安心です。

普段のやり方に合わせることで、子どもたちも混乱せずにあなたの授業に集中してくれます。
ポイント4:一人一台端末や電子黒板などのICT機器の活用状況
現在の小学校では、子どもたち一人ひとりにタブレット端末が配布され、教室には大型の電子黒板が設置されています。
あなたが授業を行う際にも、これらのICT機器を効果的に活用することが求められる可能性が高いです。
学校でどのOSの端末を使用しているのか、授業でどのようなアプリを使っているのかを聞いておきましょう。
可能であれば、打ち合わせの際に教室を見学させてもらい、実際の機器に触れさせてもらうとイメージが湧きやすいです。
ICT機器をスムーズに使いこなせれば、子どもたちの興味を惹きつける魅力的な授業が展開できます。
ポイント5:指導案のフォーマットと提出
指導案のフォーマットは大学で指定されたものを使うのか、それとも実習校の形式に合わせるのかを確認します。
また、作成した指導案を授業の何日前に提出して添削を受けるべきか、そのスケジュールも重要です。
「授業の前日または当日になって指導案が完成していない」という事態は絶対に避けなければなりません。
教材研究の進め方や、教具の準備方法についてもアドバイスをもらっておきましょう。
ポイント6:服装と通勤靴・上履き・外用運動靴の使い分け
小学校では、授業、休み時間、掃除など、場面によって服装や靴を頻繁に変える必要があります。
スーツで通勤した後、学校内では一日中ジャージで過ごすのか、それとも行事や研究授業の時だけスーツを着るのかを確認します。
靴に関しても、通勤用の靴、校内を歩くための上履き、そして校庭に出るための外用の運動靴の3種類が必要です。
「体育館用のシューズは別に必要ですか?」と聞いておくと、後で慌てずに済みます。
機能的で動きやすい準備をして、子どもたちと全力で駆け回れるようにしましょう。
ポイント7:給食などの諸経費
実習期間中の給食費は、いくらをいつまでに、どのような方法で支払うのかを聞いておきます。
お釣りが出ないように封筒に入れて準備するなど、学校のルールに従いましょう。
また、遠足や社会科見学などに同行する場合は、別途お弁当代がかかることもあります。
お金に関することはトラブルになりやすいため、曖昧にせずにはっきりとさせてください。
ポイント8:時間割と勤務時間・休憩時間
実習中の朝の出勤時刻と、一日の業務が終わる退勤時刻を正確に把握しておきましょう。
先生の勤務時間は決まっていますが、実習生は授業の準備や指導案の修正などで遅くまで残ることも珍しくありません。
学校が完全に施錠される最終時刻も聞いておくと、作業のペース配分がしやすくなります。
また、労働基準法に基づき、どこかのタイミングで必ず休憩時間(45分間)が設定されています。
とはいえ、給食指導や昼休みも子どもと関わるため、実質的にいつ休めるのかを指導教員に確認しておくのが現実的です。
ポイント9:初日の出勤時刻・場所と交通手段
記念すべき実習初日の朝、何時までにどこへ向かえばよいのかを確認します。
「職員室に直接来てください」や「玄関で待っていてください」など、具体的な場所を聞いておくと迷いません。
公共交通機関を利用するのが原則ですが、地域によっては車やバイクでの通勤が認められている場合もあります。
その際、学校の駐車場の利用可否や、任意保険への加入状況の確認が求められることがあります。
通勤途中の事故は絶対に避けたいので、安全で確実な交通手段を選びましょう。
ポイント10:緊急時の連絡先の確認
実習期間中、突然の体調不良や交通機関の遅延などで、どうしても遅刻や欠席をしなければならない事態が起こるかもしれません。
そのような緊急時に備え、朝の何時までに誰(多くの場合、教頭先生や副校長先生)へ電話連絡をすればよいのか、事前に確認しておきましょう。
学校の代表電話番号をスマートフォンに登録しておくと、いざという時に役に立ちます。
無断遅刻や無断欠席は、実習生としての信用を失ってしまうので、報連相を徹底するよう心がけてください。
自分から積極的に確認したい8つのポイント

ここから紹介するのは、指導教員との打ち合わせの中で話題に上がらなくても、あなたから積極的に質問してほしい8つのポイントです。
これを事前に確認しておくだけで、「この学生はよく気がつく、優秀な実習生だ!」と一目置かれること間違いなしです。
ポイント1:自分自身の食物アレルギーや持病
もしあなた自身に食物アレルギーがある場合は、命に関わる問題ですので、必ず事前に伝えてください。
給食の献立表を早めにもらい、自分が食べられない食材が含まれていないかを確認する必要があります。
アレルギーの原因となるおかずだけを抜くことができるのか、それともお弁当を持参すべきなのか、学校の対応方針を相談しましょう。
また、ご自身が抱えている持病についても事前に伝えておくことを強くおすすめします。
あらかじめ伝えておけば学校側で業務上の配慮をしてもらえたり、万が一の緊急時にも慌てることなく、迅速で適切な対応につながるからです。
ポイント2:大学の先生が訪問する研究授業のおおまかな日程
教育実習の集大成となる「研究授業」には、大学の先生があなたの授業を見学に訪れることがあります。
大学の先生のスケジュールと、実習校の行事予定をすり合わせて、研究授業のおおまかな日程を設定しなければなりません。
この日程が決まらないと、逆算してどの単元で研究授業を行うのかという計画が立てられないのです。
早めに日程が確定すれば、心に余裕を持って指導案の構想を練ることができます。
ポイント3:電子機器の持ち込みとデータ管理ルール
指導案や教材を作成するために、個人のノートパソコンを学校に持ち込んで作業をしたい実習生は多いです。
しかし、個人情報保護の観点から、電子機器の持ち込みや、学校のネットワークへの接続を厳しく制限している学校が増えています。
次のような内容を、必ず確認してください。
もし持ち込みが禁止されている場合は、学校のパソコンを借りられるのか、それともすべて自宅で作業しなければならないのかを知っておく必要があります。
情報の取り扱いには細心の注意を払い、ルールを厳守しましょう。
ポイント4:写真記録する際のルール
実習の記録として、自分が書いた黒板の文字や、先輩の先生方の素晴らしい板書、教室の掲示物などを写真に残しておきたいと考えるのは自然なことです。
しかし、私物のデジタルカメラやスマートフォンの教室への持ち込みは、子どもの顔や個人情報が写り込んでしまうリスクがあるため、非常にデリケートな問題です。
「板書の記録のために、子どもが写らないようにこのカメラを使ってもよろしいでしょうか?」と、必ず事前に許可を取りましょう。
学校支給のデジタルカメラを貸し出してくれる場合もあります。
どんなに勉強熱心な理由があっても、無断での撮影はやってはいけません。
ポイント5:生活指導をするための基準となる学校の校則
子どもたちに注意をしたり、生活指導をしたりする際、あなた自身の基準ではなく「学校の校則」に基づく必要があります。
たとえば、「廊下は走らない」「チャイムが鳴る前に席に着く」といった基本的なことから、「遊んでも良い場所」「持ち物」など学校独自のルールが存在します。
あらかじめ校則(生活のきまり)が書かれたプリントをもらっておき、実習前に熟読しておきましょう。
ルールを知っていれば、自信を持って子どもたちに正しい行動を促すことができます。
また、実習生であるあなた自身も、そのルールを守る模範となることが大切です。

ポイント6:学校で借りられる文房具類と私物の準備
教材を作成するためのハサミやのり、丸つけのための赤い採点ペンなど、日々の業務で使う文房具はたくさんあります。
これらをすべて自分で購入して持ち込むべきか、それとも事務室にある共有のものを借りて使っても良いのかを確認します。
借りられる場合は、どこに保管されているのか、使用後の返却ルールなども聞いておきましょう。
ただし、自分が頻繁に使うお気に入りの赤ペンや、付箋、ノートなどは私物として用意しておく方が、作業効率が上がります。
必要なものを事前にリストアップし、不足がないように準備を整えてください。
ポイント7:授業をスムーズに進めるための児童名簿や座席表
子どもたちの顔と名前を早く覚えることは、実習を成功させるための最強の武器になります。
名前で呼ばれると、子どもたちは「先生が自分のことを知ってくれている!」と心を開いてくれるからです。
そのため、事前打ち合わせの段階で「児童名簿」や「座席表」をもらえないかお願いしてみましょう。
ただし、個人情報の観点から、実習が始まる当日まで渡せないと言われることも少なくありません。
もし事前にもらえた場合は、紛失しないように厳重に管理し、実習初日までに名前と顔を一致させる努力をしてください。
ポイント8:先生方の顔と名前を覚えるための教職員広報誌
子どもたちの名前と同じくらい大切なのが、お世話になる先生方の顔と名前を早く覚えることです。
子どもたちから「〇〇先生にこれを渡してほしい」と頼まれた場面や、授業を参観させていただく先生にお声がけをする場面などで、誰がどの先生か分からないと戸惑ってしまいます。
学校によっては、PTAや教職員向けに発行している「教職員の顔写真付き広報誌」や「学校だより」がある場合があります。
「先生方のお名前を早く覚えたいので、もしよろしければ広報誌(または学校だより)を一部いただけないでしょうか?」とお願いしてみましょう。
このような積極的な姿勢は、周囲とのコミュニケーションを大切にしようとするあなたの熱意として、現場の先生方から高く評価されます。
まとめ
今回は、教育実習の事前準備や打ち合わせの流れから確認すべき必須項目までの36のポイント(基礎知識3選+事前準備3選+当日の5ステップ+面談の質問7選+指導教員との確認事項10選+自分から確認したいこと8選)について紹介しました。
- アポイントの電話から服装や持ち物の準備まで、社会人としてのマナーを意識して早めに行動すること。
- 管理職との面談では、自分自身の教職への熱意や実習での具体的な目標を、飾らない素直な言葉で伝えること。
- 授業の進め方や学校のルールなど、指導教員と綿密に情報共有し、実習初日からの不安を解消しておくこと。
この記事を読んだことで、当日どのような服装で学校へ行き、誰に何を質問すべきかという具体的なイメージが湧き、「これなら大丈夫かも?」と心が軽くなったのではないでしょうか?
事前準備を丁寧に行うことで、先生方とのコミュニケーションも円滑になり、実習初日から子どもたちと笑顔で関わる余裕が生まれると思います。
ぜひ、今回リストアップした確認事項をもとに、自信を持って教育実習の第一歩を踏み出していきましょう!



