定時帰りをアピール!?帰る身支度をルーティン化しよう


定時で帰ることができる日を増やしていきたい。

定時の前に仕事を振られて、結局残業せざるを得なくなってしまう。
仕事におけるパフォーマンスの向上には、労働時間そのものよりも質の高い時間を確保することが大切であるとの考え方が増えてきています。
長時間働いているからといって、全ての時間が質の高い仕事を生み出すわけではないのです。
逆に、休息時間をしっかり取り、ワークライフバランスを実現した働き方をすることによって、パフォーマンスを向上させることは可能です。
その一環として定時帰りをすることは重要な取り組みであると言えるでしょう。
しかし、日本には残業文化が根強くあり、定時で帰ることが難しい職場も存在します。
そのような環境では、定時帰りを明確にアピールして、それを習慣化することが求められます。
以前に、「定時で帰ります」と周囲に宣言すると、定時で帰りやすくなる方法をお伝えしましたが、他にも方法があります。
それは、帰る身支度をルーティン化することです。

この記事では、「帰る身支度をルーティン化することで定時で帰りやすくなる方法」を載せています
デスク周りの片付け、デスクの上の清掃、持ち帰る荷物の最小化という3つのステップを日々の終業のルーティンとすることで、帰る身支度をしていることが周囲に伝わり、定時に帰りやすくなる。
それでは、解説してきましょう。
デスク周りの片付けを始める

まず1つ目のステップとして、終業時刻に近付いたらデスク周りを片付け始めましょう。
ここで大切なのは、周囲の人たちに見える形で行うことです。
突然立ち上がり「お疲れさまでした」と言って帰るのではなく、帰宅の準備を始めたことをアピールするのです。
書類をファイルに戻したり、使用したツールを引き出しにしまったり、未完了のタスクを手帳にまとめたりして、翌日の仕事の準備に取り掛かります。
この行動によって、自分自身が定時で帰ることへの意識が強くなるだけでなく、周囲に対しても意識を共有させるきっかけをつくることができます。
「もう帰るの?」「帰るところ悪いんだけど…」「今日は何か予定があるの?」と声をかけられたら、周囲の人に伝わってる証拠です。
仮に誰にも言われなくても、帰る身支度のアピールは「定時で帰ります」の宣言と同様に、周囲へ伝わっているものです。
デスクの上を拭く

次に、デスクの上を布巾やウェットティッシュで拭いて掃除することも効果的です。
この行動が一日の終わりを明確にし、翌日へのスタートダッシュを準備する象徴的な行動となります。
デスクの上を掃除することが、「これからデスクの上を汚さない=帰る」と周囲に認識してもらいやすくなります。
また、清潔なデスクは集中力を高めて、効率的な仕事を可能にします。
さらに、デスクを拭き掃除する行動はリラクゼーションの効果もあり、一日の終わりにデスク周りの環境を整えることで、心地よい気持ちで帰宅することができるでしょう。
持ち帰る荷物は最小限にする

最後に、持ち帰る荷物は最小限にしましょう。
重い荷物を持ち帰ることは、仕事を持ち帰る意識となり、メンタルな負荷となることがあります。
持ち帰る必要のない書類やツールはオフィスに残すようにしましょう。
また、デジタル化が進んだ現代では、情報をクラウドストレージに保存し、必要なときにアクセスできるようにすることも重要です。
書類等をペーパーレス化することも推奨します。
これにより、必要な情報をいつでもどこでも確認することが可能となり、物理的な荷物を減らすことができます。
まとめ
今回は、帰る身支度をルーティン化することで定時で帰りやすくなる方法を解説してきました。
ポイントは、「デスク周りの片付け、デスクの上の清掃、持ち帰る荷物の最小化という3つのステップを日々の終業のルーティンとすることで、帰る身支度をしていることが周囲に伝わり、定時に帰りやすくなる。」です。
これらのルーティンは個々の行動としては小さいものですが、それが積み重ねられることで大きな変化を生み出す可能性を秘めています。
一日の終わりに自分のための時間を確保し、より質の高い仕事と充実した私生活を手に入れるための一歩として、ぜひ試してみてください。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、次回の記事でお会いしましょう。
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